徒然日記

20年11月2日 その4819『逢坂誠二 の徒然日記』(6516)

昨日も終日、地元歩きを行っています。

今日から衆参で
4日間の予算委員会が始まります。

そのため昨夜、上京しました。

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代表質問での、日本学術会議に関する
菅総理の答弁を聞いていると、
独裁と思わざるを得ません。

83年当時の国会答弁の概要は以下です。

*総理の任命は形式的なもの
*推薦されたものをそのまま任命する
*推薦人数はぴったりで良い

また法律上の推薦の基準は、
「すぐれた研究、業績のある科学者」だけです。

この基準に総理は次の点を加えています。

*総合的、俯瞰的な活動
*専門分野の枠にとらわれない
*広い視野に立ってバラン スのとれた活動

今回の6名の任命拒否に関し、
83年答弁との整合性を問われても
総理は何も答えません。

また総合的、俯瞰的な活動に関し、
議論を深めようとしても、
それ以上のことは言いません。

菅総理は、次のように述べ、
「推薦された方々がそのまま任命されてきた
 前例を踏襲していいのかを考えてきた」、
結局は今回、前例を踏襲しなかったのです。

つまり従前のやり方を変えたのです。

国会答弁とも違うやり方をしたのですから、
当然、説明が必要になりますし、
国会での納得も必要になります。

ところが今回は、
そのどちらもが行われないまま、
総理は任命権を行使しました。

権力者が、説明もせず、
国権の最高機関の議論も無視して、
権力を行使すること、
これはまさに独裁と呼ばざるを得ません。

今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2020.11.2===

  
  

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