徒然日記

4月9日 その2836 『逢坂誠二の徒然日記』(4480)




昨日の都内、寒い一日だった。

4月なのに雪も舞った。

今日は朝のうちは雲が多いが、
徐々に晴れ間が広がるだろう。

予想最高気温は13度と、
昨日よりも10度近くも高い。

1)パラオ
天皇皇后両陛下がパラオを訪問されている。

陛下の強い思いがあっての決断だという。

凄いことだ。

陛下の大きな決断をから、
私たちは多くのことを学ばねばならない。

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この件に関し、
今朝の毎日、東京、産経の各紙は、一面トップだ。

朝日と読売のトップは、日米防衛指針で、
陛下のパラオ訪問は一面2番目の記事だ。

日経は、一面ではなく社会面への掲載。

この違いに何があるのかは分からないが、
読売が一面トップにしていないことが、
私にとっては若干の違和感だ。

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ところで読売新聞が、今日で5万号だという。

創刊は、1974年(明治7年)11月2日。

現存する日本の新聞で、最も長い歴史を誇るという。

私の日記は今日で、4,480号だ。

読売新聞と比べるべくもないが、
地道に歩み続けたいと思う。

2)NHK
昨日、総務部門会議でNHK幹部から、
ガバナンス調査委員会報告書と、
クローズアップ現代の
いわゆるヤラセ問題について話を聞いている。

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ガバナンス調査報告は、
一人の弁護士と随意契約によって実施された。

結局、この間のヒアリングでも、
この契約に関する問題点は払拭されていない。

要した経費:約56,000千円

契約方式:
一時間当たりの弁護士報酬による単価契約

問題点:


随意契約判断の根拠となる資料が存在しない


契約単価の適正さを判断する資料が存在しない


弁護士などの稼働時間を検証する資料が存在しない


契約締結に至るNHK内部の意思決定過程が不明

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弁護士と恣意的に契約を締結し、
根拠の明確ではない単価によって、
契約相手方の申し出だけに従って
報酬を支払った可能性を否定できない内容だ。

経過を説明する資料が存在しない以上、
現時点では不適切な契約と言わざるを得ない。

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この間、幹部の皆さんから話を聞いているが、
この契約の何が問題なのかを
認識していない印象を受け、
この点が最も問題だと感ずる。

受信料によって、
NHKの仕事が行われている認識が希薄すぎる。

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同様の問題が、
籾井会長の業務ハイヤーの
私的利用案件にも存在している。


籾井会長が当初から
「ハイヤー代を自分で支払う」と言ったという
具体的を裏付ける事実がない


秘書室には2月上旬に
ハイヤー代の金額は伝わっていたが、
その金額が3月6日まで気づかなかった理由が不明


監査委員会は、
秘書室で今回のハイヤー手配に関わった職員全員から
事情聴取しておらず調査は不十分

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籾井会長のハイヤー問題は、結局のところ、
NHKも監査委員も肝心なところを何も説明しておらず、
適切な利用と言うことはできない。

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いったいNHKはどうなっているのか。

資質を欠いた一人のトップの存在で、
こんなにも組織はガタガタになる。

今日も、しっかりと前進します。
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       2015・4・9
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