9月16日 その2996 『逢坂誠二の徒然日記』(4640)

掲載日:2015.09.16



夜明け前の都内、気温は20度を切っている。



雲の多い朝だ。



日中の予想最高も

25度程度とギリギリ夏日の

過ごしやすい一日となりそうだ。







1)信じられない

参院安保特委は、昨夜の理事会で、

16日夜に安保法制の締めくくり質疑を行い、

質疑を終了する日程を職権で決定した。



とんでもない話だ。



今日午後、横浜で安保特委の

地方公聴会が開催される。



それが終了し、東京に戻ってから、

夜に特別委員会を開催し、

締めくくり質疑を行うという。



そして早ければ今夜中にも

委員会採決をするという。



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憲法違反との指摘が極めて多い。



戦後日本の平和主義の大転換となる。



そして多くの国民が反対の意思を明確にし、

全国から数多くの皆さんが

国会周辺で抗議の活動を行っている。



こんな状況の中で、採決するなんて、

法治国家日本の、平和主義国家日本の自殺行為だ。



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安倍総理は、丁寧な議論をするとか、

国民への説明を行うと、話すことがあるが、

私には相当な違和感がある。



そんなことを総理は全く行っていないからだ。



総理は、答弁の中で、

「あなたの理解は間違っている」とか、

「あなたと考えは違う」などと

質疑者を批判することがある。



私にはこれが信じられない。



多様な意見を戦わせて、

合意の道を探るのが議論だ。



それを頭ごなしに間違っている、

違うと批判したのでは、

丁寧な議論にはならないし、

説明とは思われない。



さらに安倍総理はこんなことも言う。



「どこかの段階で決めるべき時は決めていく。

これが民主主義の原則だ。」



何が民主主義の原則だ。



単純に多数決に持ち込むのは、

民主主義の原則でもなんでもない。



なんでこんな初歩的なことが分からないのか。



信じられない総理の暴言だ。



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民主主義は、多様な意見の存在を認め、

その意見をお互いが披歴し、相手に説明し、

ある一定の結論に辿り着く、その過程を共有することだ。



この道のりは、手間と時間がかかる。



これは迂遠で、決められない過程のように思われれる。



しかし、この煩雑さが重要なのだ。



この面倒な手続きの中で、

賛成ではないが納得せざるを得ないとか、

賛成だが反対する方の言い分も理解できるなど、

違った立場の皆さんに対し、一定の理解ができる状況、

こうした譲り合いの気持ちを醸成することが、

実は民主主義の重要なポイントなのだ。



それなのに一定の時間議論したから、

決める、すなわち採決するのが民主主義などというのは、

民主主義の本質を外したやり方だろう。



こんなことをすれば

賛否それぞれの立場がより先鋭化し、

多様な意見の存在を無視する、

息苦しい社会になってしまう。



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安倍総理は、きっと本当の意味で、

あるいは実際の身近な体験として、

多様な意見の中で結論を見出して、

お互いが汗を流すということを、

やったことがないのだろうと思う。



何とも残念なことだ。



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しかし諦めてはならない。



とにかく強行的な採決は阻止して、

議論を継続しなければならない。







今日は長い一日になるのだろうか。







さあ今日も、しっかりと前進します。

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      2015・9・16

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