5月5日 その3228『逢坂誠二の徒然日記』(4872)

掲載日:2016.05.05

こどもの日。
今朝は、ニセコに来た。

朝の気温は、9度程度。
弱い雨が降っている。


1)駄々っ子安倍総理とという人は、
論理的思考のできない人なのだと感ずる。

自分のやりたいことを、単に駄々っ子のように主張する、そんな印象を受ける。

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過日、放送されたテレビ番組で安倍総理は、

憲法9条などに関し、以下のような発言をした。


これからもずっと後回しにしてよいのか、
思考停止している政治家、政党に考えてほしい


政治家がやらなければならない仕事は沢山あるが、
(憲法9条の改正を)ずっと後回しにしてきた


もっと憲法審査会で活発な議論をするべきだ。
指1本、触れてはならないという考え方はおかしい


国民も憲法をどう考えるかについて、
まだ1票を投じるチャンスを与えられていない

こんな発言をした。

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これらは如何にも正しい発言のように
受け止める方も多いかもしれない。

憲法は、何年経過しても変化することのない不磨の大典ではない。

時代や社会情勢、あるいは国民の意識の変化によって、変化することは当然にあり得るものだ。

だからこそ、現行憲法にも、改正に関する条項が含まれている。

総理の発言は、9条改正に取り組まない政治家は、思考停止だと決めつけているが、これはあまりにも乱暴だ。

9条に限らず、現行憲法が適切なものであるかどうかを、常に考えることは当然のことだ。

現行憲法は不磨の大典ではないのだから、一字一句変えてはならないということではない。

これは現行憲法に改正条項が含まれているのだから法理上も明らかだ。

一方、安倍総理自身が、現行憲法を変える、変えると言い募ることは、
日本国憲法99条に規定する、
国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、
この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ
という規定に反する発言だ。

特に安倍総理は、現行憲法を
「GHQの素人がたった8日間で作り上げた代物」と評している。
これに対し、安倍総理は、
この発言は、事実を述べたに過ぎないと発言したが、これは本当に事実なのか。
論点は、次だ。

====GHQが、作ったと言い切れるのか
(日本側と協議しつつ作った側面もある)
素人と言い切れるのか
(メンバーの中には弁護士などもいたが)
たった8日間と言い切れるのか
(マッカーサー草案は、確かに1946年2月3日に作成の指示あり、2月13日に完成した。しかしその後の幾つかの過程を経て、国会に付議する憲法の最終案が、確定したのは4月17日だ。
その後、6月8日、枢密院で可決。8月24日、衆議院で一部を修正し可決。10月6日、貴族院で一部を修正し可決。翌7日、衆議院は貴族院回付案を可決。
こんな過程を経ている憲法策定に関し、たった8日間と言えるのか)
代物という言葉は事実なのか
(代物とは、物または人を低く評価したり、卑しみや皮肉を込めた場面でも使う言葉だ。
つまり事実ではなく価値観が含まれる言葉だ。)
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また憲法に対し、一票を投ずる機会を作るかどうかを判断するのは、
最終的に国民だ。この点も、総理は履き違えている。
冷静さを欠く総理の憲法認識は非論理的で、
ものをおねだりする駄々っ子のようだ。
憲法99条にも反する極めて危ういものに思われる。



さあ今日も、確実に前進します。 

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             2016.5.5
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