1月30日 その1648『逢坂誠二の徒然日記』

掲載日:2012.01.30



昨夜、所用のため関空から大阪に入り、
今朝は移動中の電車からの発信です。

昼には永田町に戻り、
各種会議対応などにあたります。



1)春の兆し
北海道の、
いや函館の空の色が変わりました。

もうすぐ2月です。

昨日の函館湾の空は、明らかに春の空。

海面に、山ほどのサランラップを
千切って浮かべたように、
水面がキラキラと光っています。

キラキラ光る水面の向こうに目をやると、
地平線の上に冬の重たいグレーの雲が浮かんでいます。

その上には白い雲、
さらにその上には青空が、
もっとその上には
直視できないほどにキラキラした太陽が輝いています。

冬の雲の上に、
春の空がやって来たのです。

函館は、まだまだ正真正銘の冬ですが、
確実に春に向かって胎動し始めたのです。



2)新春の集い
昨日は、木古内町で新春の集いを開催しました。

晴れ間の広がる函館とは打って変わり、
木古内では、わしわしと雪が降る、
生憎の天候でした。

そんな悪条件にもかかわらず、
大森木古内町長、大野知内町長をはじめ、
本当に多くの皆さんにご出席を頂き、
心から嬉しく思っています。

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TPPの先行きが不安


電力事業者の今後はどうなるか


民主党はマスコミ対応が下手


大臣の発言が軽い


マニフェストの不十分をしっかり説明せよ


番号制度の経過を知りたい


どんなに良い政治家でも
選挙に勝つことが大事

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以上などを含め、
数多くの意見交換ができました。

厳しいことも含め多くの方々から意見を頂けること、
さらに多くの方々に説明や話ができること、
これは政治にとって、極めて大事で、
それは政治の本質なのです。

昨日の新春の集いでも、
こうしたことが実現し、
本当に嬉しく思っています。



3)言葉
昨日の新春の集いもそうですが、
文章ではなく、
声を発して直接言葉をやり取りできることの重要さを、
ここ数年、強く認識しています。

私がネット上のコミュニケーションを開始して、
30年あまりが経過しました。

この30年の中で、
個人的なパソコン通信からスタートして、
商用のパソコン通信、
そしてインターネットへと進化しました。

合わせて、
音声の固定電話から、
音声だけの携帯電話、
さらに音声と文字による携帯電話、
そして現在のスマートフォンへと電話も進化し、
電話とPCの区別が薄れています。

こうした中で、
コミュニケーションのあり方が大きく変化しました。

簡単な言葉による、
自分の知っている、あるいは誤解した知識、概念の範囲の中での
議論が横行するようになりました。

その結果、多様で深遠なものごとの議論が
どんどん少なくなっています。

この傾向は、政治にとって極めて危険な状態です。

政治は、実は分かり難い、
多様な価値を併せ持った複雑なものです。

この政治の現実を伝え、政治を理解し、
社会の課題に切り込むためには、
粘り強さと熱意のある、
色々な言葉を駆使してのコミュニケーションが不可欠なのです。

しかし現状は、
それとは別の傾向がどんどんと増えているのです。

テレビのニュース的ワイド番組の紋切り型の評論や、
Twitterをはじめとするネット上の政治に対する感想が、
その典型です。

もちろんこれらによって、
政治家や政治が身近になる等の
メリットが生まれたのかかもしれません。

しかし最近、私は、そのメリット以上に、
これらの傾向によって、
日本の政治に多大な
負の側面をもたらしていると強く感じています。

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たとえば「バラマキ」との言葉があります。

政治には、
国民から納めて頂いた税金を
もう一度、社会に戻すという、
富の再配分の役割りがあります。

つまり、集めて、配り直すのですから、
富の再配分は、ある種バラマキなのです。

政治の議論で問題すべきは、
このバラマキの内容であり、
バラマキだからダメなのではないのです。

どんな分野に、
どんな手法で再配分するのか等を
議論しなければなりません。

しかし昨今は、一面だけを見て、あまり深く議論せず、
バラマキとの一言で
一刀両断に切り捨てることが多くなっています。

これでは政治の議論が深まりませんし、
政治の役割りを誤ることになります。

とにかく生の言葉で、
たくさんのやり取りをすることが重要なのです。

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テレビには時間と視聴率の、
新聞には文字数と販売部数の
制約があることは事実ですが、
その制約の範囲の中で、
複雑で難解な政治の、
その本質を失わせずに伝えるため
最大限の努力が必要なのです。

====

新春の集いなどの場で、
多くの皆さんと、
生の言葉でやり取りできることは、
批判を受けることも含め、
政治家にとって、
極めて感謝すべき有り難い場面なのです。



さあ今日もしっかりと前進します。
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   2012・1・30 Seiji Ohsaka

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