8月9日 その3273『逢坂誠二の徒然日記』(4970)

掲載日:2016.08.09

連日、暑い日が続く。
長崎に原爆が投下されてから71回目の夏を迎えた。
昨日は、函館市内3箇所で街宣活動を行った後、市内回りなどを行った。

その後、報道機関の取材対応のため、夕刻に議員会館入りした。
今日は、都内で仕事の後、帰函し、夕方から函館市内で活動を再開する。

1)お気持ち
昨日、天皇陛下が「象徴としてのお務め」についての
お気持ちを表明したビデオメッセージを公表した。
私は、移動中の飛行機内で、実際の発表に数分遅れて、それを拝見した。
陛下は、ゆっくりと落ち着いて、

「次第に進む身体の衰えを考慮する時、全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが難しくなるのではないか」
などと懸念を表明した。
憲法上、陛下が政治的な発言はできないため、直接的な表現を避けつつも、
生前退位を強くにじませる内容だ。
政治家として、天皇陛下のお気持ちについて、軽々しい発言は避けねばならないが、
相当な熟考のもとで
今回の発言があることが理解できる。
10分以上に及ぶお気持ちは次の言葉で結ばれた。

==以下、引用==

憲法の下、天皇は国政に関する権能を有しません。そうした中で、このたび我が国の長い天皇の歴史を改めて振り返りつつ、これからも皇室がどのような時にも国民と共にあり、相たずさえてこの国の未来を築いていけるよう、そして象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じ、ここに私の気持ちをお話しいたしました。

国民の理解を得られることを、切に願っています。
==以上、引用終了==
天皇陛下の重い言葉を受けて、昨日から日本の行く末について、
思いを巡らせている。

2)質問主意書先の191臨時国会で私が提出した、
4本の質問主意書に対する答弁書が送付された。

いずれも呆れるような答弁ばかりで、日本の将来を大きく憂いている。
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2003年のイラク戦争に関し、
イギリスが判断を誤ったことなどを、先月公式に発表した。
2003年当時、日本は、この戦争に賛意を示し協力した。
この判断に対し、答弁書では、

「今日振り返っても妥当性を失うものではなく、政府として改めて当該判断について検証を行う考えはない」
と述べている。
存在するとされた大量破壊兵器は見つからず、
現在の国際テロにつながるキッカケを作ることになった戦争について、妥当であり再検証はしないのが、安倍政権の立場だという。
過去の判断について反省ができない政府は、また同じ轍を踏みかねない、
そんな大きな危機感を抱いている。

====
福島第一原発の現状についても、何とも信じられない認識が示された。
「汚染水による放射性物質の影響は
福島第一原発の港湾内の0.3平方キロメートルに完全にブロックされており、全体として状況はコントロールされている」
福島第一原発の状況について、安倍政権はこう答弁した。
完全に凍結することが難しいと指摘される凍土遮水壁に関しては、

「全ての範囲において陸側遮水壁の造成を進めることによって、
建屋への地下水の流入を抑制する効果が発現することを見込んでいる」、

「追加的な遮水対策を含む汚染水対策の抜本的見直しは考えていない」
と答弁した。
福島第一原発の汚染水は、完全にブロックされ、
全体として状況はコントロールされている、これが政府の認識だ。
福島第一原発の現状を見るにつけ、
そんなことが良く言えるものだと思う。

太平洋戦争時に、日本の戦況を国民に正確に伝えなかった、あの姿勢に通ずるものを感ずる。
反省のできない政府は同じ過ちを犯す、
その印象を強くしている。


函館は、今日も30度の予報。
東京は、何と37度との予報が出ている。

長時間の屋外活動は、相当な注意が必要だ。
さあ今日も、確実に前進します。=======================
               2016.8.9=====================
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