9月17日 その3312『逢坂誠二の徒然日記』(5009)

掲載日:2016.09.17

昨日15時から、両院議員総会が開催されたため、昨日昼、予定を変更して急遽、上京した。
そのため今日は、東京で朝を迎えた。

東京の空は雲が多く、雨が落ちそうだ。
今日は、民進党北海道の政治塾で講師を務めるため、朝の飛行機で新千歳空港に向かう。
夜には、帰函する予定だ。

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一昨日が、中秋の名月だったが、
正式には今日が満月だ。

半影月食だが、この雲では月は見えない。


1)
役員人事


昨日午後、民進党の全国会議員が参加する

総会(両院議員総会)が、急遽、開催された。


議題は、役員人事だ。


その結果、党の要となる幹事長に、

野田佳彦さんが就任することになった。


野田さんは、総理まで務めた方だし、
弁舌も悪くないし知識も豊富だ。

だが野田さんの就任には批判が多い。


野田さんの幹事長就任は、
民進党終焉の始まりだという人もいるほどだ。
私自身も、震災への対応や解散への対応など、
総理時代の野田さんのやり方には納得できないものがある。

だが今回、蓮舫さんが代表になれば、
何らかの形で野田さんは、蓮舫代表の支えになることは予想できた。

しかしこれほど批判が強い方であり、
表の役職就任には相当なリスクがある。

そこで私は、裏の幹事長とういうか、直接的な仕事はあまりしないが、
いざという時に登板できる役職を
お願いするのが望ましいと感じていた。(私が言うところの「暇な老人」の役割だ。)

ところが昨日の総会で、幹事長就任の提案があった。

代表が、様々な思いを持って提案することであり、代表の提案は、尊重されるべきものだ。

しかも挙党一致、一致結束が党運営には必須だ。

だが極めてリスクの高い人事となる。

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昨日の総会で人事が提案された後、
何か発言が出るだろうと期待していた。
ところが総会のムードは固い。
発言できる空気ではない。

何の発言もないまま人事が決まる雰囲気だ。

私は咄嗟に「これはまずい。」と感じ、思わず手を挙げた。

赤松議長は、若干顔を曇らせたが、私を指名した。

そこで野田幹事長就任についての、
私の懸念のほんの一部を発言だ。

未だに大量の仲間を失った状態を踏まえ、政権時代に野田総理の様々な判断について、キチンと説明をすることなどを求める主旨の発言をした。

せっかくの新体制の船出に難癖をつける場を読めない奴と思われた方もいただろう。

だが何の警鐘もないままに両手を挙げて受け入れるべき人事とは私には思われなかったから、私の思いのごくごく一部だけを発言させて頂いた。


その後、野田新幹事長から挨拶があったが、
それは正直なところ私の思いに応えるものとはズレがある印象だ。
だが代表の提案は重く受け止めなければならないし、
一体感のある党運営のために私も力を尽くさねば、私に期待してくださる皆さんの思いにも応えることはできない。

そんな思いの中で、総会は短時間で終了した。

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政治にタラ、レバはないのだが、
野田さんは、蓮舫代表から幹事長就任を強く要請されたものと思うが、こんな対応をすべきだったと私は思う。

若手などを登用する幹事長人事案を野田さんが、
蓮舫代表に逆提案をする。
野田さん自身は、顧問などの職に就き、党運営には全面的に協力をする。

そして野田さんは、表に出ずに蓮舫体制を全力で支える。

こんなことをしても見え見えの野田院政だとか批判がでるだろう。
しかし野田さんが直接前面に出るよりもリスクは低いだろうし、
こうしたお為ごかし的な行動を取るのも政治のあり方だと思う。(旧民主党や民進党には、こうしたしたたかさのようなものがない。)




2)激甚災害

過日の台風被害が、激甚災害に正式に指定された。
各方面からそうした要望もあり、私も激甚災害に指定されることを関係機関に要請し、その通り決まり、安堵している。
今回の台風で、道路鉄道など交通機関、
水産、農業、林業など被害が広範囲に及んでいる。

それらへの対応についても、現地調査をはじめ、関係機関との調整に奔走している。
この点に関しても、まだまだ十分ではないが、
方向が見えつつある。
国会議員として、こうした場面で、果たすべきことを確実に行うことは、極めて大事なことだ。
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一方、国や地方の議員や政治家が、こうした災害対策を誇り、
自分の手柄であるかのように喧伝することがある。
もちろんその全てを否定しないが、災害は人が困まることであり不幸なことだ。
それへの対策を手柄として誇ることに、
私は不謹慎さを覚えることが多い。

災害対策は、もっと迅速かつ粛々と、行われるべきことだ。
災害現場の視察も同様だ。
静かに地味に訪問すべきものなのだ。
大きな視察団を組織して、大名行列のように被災地を回る場面を数多く目にする。

それを誇示するかのようにマスコミなどに報道させる場面も多い。

もちろん被災によって不安を抱えた皆さんの心配を少しでも取り除き、復旧復興に向かって確実な歩みすることを示すために、被災地を訪問することは多い。

だが災害の状況も把握し、現地の状況も固定化しているにも関わらず、
訪問を誇示するための訪問を行うことも多い。

こんなことに違和感を覚えない政治家が多い。

災害対策を十分に行うために走り回ることは大切だが、
人の不幸に付け込んんで、手柄を誇るようなことはしてはならない。
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東日本大震災の時もそうだった。

多くの政治家が、入れ替わり立ち替わり、
被災地視察と称して、被災地を訪問した。

現場の皆さんは、その政治家を受け入れるだけで
てんてこ舞いの状態になる。
そんなことも理解せずに、繰り返し訪問していた。
あの時も私は、極力、訪問回数を減らし、
同僚が先に訪問して状況が分かっているなら、あえて重複して訪問しないように心がけた。

その上で、どうしても現場の様子が分からない、
そんな場面だけに限定的に訪問した。
そして確実な災害対策を行う。

これは手柄でも、何でもない当たり前のことなのだ。

災害を手柄に仕立てるようなことは慎むべきだ。



3)イカ

ここ数年、イカの水揚げ量が減っている。

今年は、特にイカの水揚げ量が少なく、
イカ加工の現場では、原料不足に頭を悩ませている。
過日の浜まわりでも、そうした数多くの声、要望を伺った。

そこで早速、イカの流通に関連する団体などから、
現場について話を聞いている。

また水産庁とも打ち合わせを行い、予め決められたイカの輸入枠を拡大して、輸入することについても協議をしている。

こうした場合、例年なら追加輸入措置が講ぜられることになるのだが、
今年は、世界的にもイカの流通量が少ないため、
水産庁も二の足を踏んでいる。
これが現実だが、
さらに何らかの対応ができないか、
八方手を尽くしている。



さあ今日も、確実に前進します。

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               2016.9.17
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