9月26日 その3321『逢坂誠二の徒然日記』(5018)

掲載日:2016.09.26

今日は、朝から国会での会合が始まる。
そのため、昨夕、都内入りしたが、線路に人が入り込んだとかで、乗ったばかりの山手線がストップ。

しばらく待っても動き出す気配がない。
仕方なく電車を降りると、改札口から駅の外にかけて、乗客がごった返し、身動きが取れない。

ちょっとしたトラブルで
そんな状態になってしまう、都市の危うさを感ずる。
結局、タクシー利用となったが、タクシー乗り場も、大勢の人が列を作っている。

しばらく待って、やっとタクシーに乗ったが、
いらぬ出費となってしまった。

1)臨時国会
今日、192臨時国会が召集される。
政府・与党は、TPP承認案と関連法案の成立を最優先課題と位置づけるという。

その内容も交渉過程も不確かなものをどう議論せよというのだろうか。
よらしむべし、知らしむべからずの姿勢で、政府に白紙委任せよというのか。
あまりにも酷い。

2012年総選挙で、自民党はTPP断固反対を唱えていた。

その自民党が、アメリカをリードして、TPPの早期発効の機運を高めるという。
何か勘違いしてはいないか。
それほどまでに、急ぐ内容なのかどうかを国民に分かりやすく説明する必要がある。

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TPPは農業だけの問題ではないが、農業だけも見てもTPPが優先課題とは思われない。

後継者対策、農業収入の向上、国内自給率の上昇など日本の農業の本質的な体質強化が最優先課題だ。
決して農産物の輸出が最優先の課題ではない。

農家の皆さんが安心して営農に従事できること。

国民が安心安全な地場の農産物を口にできること。
こうしたことを実現することが本当の優先課題だ。

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安倍総理は、訪問先のキューバで「臨時国会はアベノミクス加速国会だ」と強調した。

アベノミクスを加速させるよりも、アベノミクスの検証と見直しが必要な段階だろう。
経済対策と称して2016年度第2次補正予算案を10月中旬にも成立させる段取りを描いているようだ。
もちろん必要な予算も盛り込まれているため、
全て反対すべき内容ではない。

リニア新幹線整備を加速させることも盛り込まれている。
一方で、瀕死状態のJR北海道への対応は、
全く手付かず置き去り状態になっている。
リニア新幹線の整備はJR東海が単独でも実施できるほど、JR東海の財務体質は強固だ。

その一方で、JR北海道は、このまま経営を続ければ会社が破綻しかねない状態だ。
この両極端にあるJRの中で、条件の良いものをさらに応援し。条件の悪いものは放置をする。
これは政治の取るべき姿勢とは思われない。

悪い条件の中で、どう公共交通機関を維持し、地域を守るのか、その議論は政治にしかできないことだ。

地方創生とか、一億総活躍など、
耳に聞こえの良いことを言っているが、その内実は、条件不利地の切り捨てに思われてならない。

今国会では、こうしたことも議論されねばならない。

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私は、いろいろな立場の人が、憲法に関する議論をどんどん行ったら良いと思っている。

改正を前提にするとか、
絶対改正しないとかではなく、現行憲法の評価や課題について、虚心坦懐に議論したら良いと思う。
特に憲法の役割や立憲主義について、もっともっと国民の理解を深めねばならない。

しかし昨日のテレビを見ていて驚いた。
自民党の幹事長が、2012年に自民党が作成した憲法改正草案を
撤回しないと発言したことだ。
あの憲法改正草案を草案に対する評価を、理解しているのだろうか。
憲法は、主権者である国民が、国家権力を縛るために制定するもの。

だが、 自民党の憲法改正草案 は、国家を担う公務員などではなく、国民に憲法尊重の義務を課す。
縛る側と縛られる側を逆転させ、憲法の前提を覆しかねない内容だ。

表現の自由の制限も強化され、現行憲法よりも基本的人権も人権が後退している。
国民主権というよりは、国家主権の色合いが濃くなっている。

こんな憲法を理想としている限り、
なかなか議論が進みにくいのが現実だろう。
この草案を、撤回するのが議論の前提だと思うが、それを明らかに拒否するとは、ちょっと驚きだ。


今日の都内は、気温が30度近くになる見込みだ。

都内はまだ暑い。
さあ今日も、確実に前進します。
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            2016.9.26
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