9月27日 その3322『逢坂誠二の徒然日記』(5019)

掲載日:2016.09.27


66日間の192通常国会が始まった。
今国会でも私は、従前同様に法務委員会野党筆頭理事、総務委員会委員、原子力特別委員会委員として仕事をすることになる。

原子力分野は特に課題に山積だが、国会での審議は遅々として開かれず、何とも歯痒い状況だが、
そこに少しでも風穴を開けられるよう、
力を尽くして参りたい。

1)核燃料サイクル
先日、原子力関係閣僚会議で、高速増殖炉「もんじゅ」が
廃止になるかのような方向が打ち出された。

しかしこの会議の内容を精査すれば、
ことはそう簡単ではない。
閣僚会議の確認事項には次の項目が含まれている。
核燃料サイクルを推進する
高速炉の研究開発に取り組むとの方針を堅持

高速炉開発の司令塔機能を担うものとして「高速炉開発会議(仮称)」を設置
高速炉開発会議は、今後の我が国の高速炉開発方針の検討・策定を行う

同方針は年内に決定する

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つまり「もんじゅは、止めるかもしれないが、核燃料サイクルと高速炉開発は行う」ということ。
何が何でも核燃料サイクルに拘るといのうが政府の姿勢だが、
この段階で、その理由は何であるかをもう一度明らかにしておかねばならない。
さらに核燃料サイクルとは何か、高速炉とは何かも何であるのか、政府の認識を改めて確認する必要がある。



2)総理所信

昨日、総理の所信表明演説が行われた。
世界一、未来、この二つの言葉が随所に盛り込まれ、自己陶酔型の演説だった。
自分の見たくないもの、不都合なもの、言いたくないこと、こうしたことへの言及を極力避ける、
そんな雰囲気に思われる。
日本を取り巻く社会情勢全体を俯瞰し、真の困難課題は何であるかをキチンと認識して、不都合なことであっても真摯に言及することが、冷静なリーダーの姿だと思うが、
そんな謙虚さは微塵も感じられない演説だ。
逆に、アジ演説のように聞くものを煽る場面が多々あった。
特に酷かったのは、海保、警察、自衛隊の皆さんの活躍を讃える下りだった。
演説を約10秒中断し、自らが拍手。

多くの自民党議員もこれにつられる形で、起立し拍手した。

正直なところ、ちょっと異様な姿だった。
全体主義的な、隣国の大会のような相当な違和感を感じた。

もちろん私も、海保、警察、自衛隊、消防など、
困難な場面で活動される皆さんの働きには深い敬意の気持ちを持っている。
政治は、熱さがなければならないが、
その一方で、氷以上の冷静さがなければならない。
謙虚さ、冷静さを欠く全体主義的な演説には恐怖を感ずる。


さあ今日も、確実に前進します。
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            2016.9.27
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