10月26日 その3351『逢坂誠二の徒然日記』(5048)
掲載日:2016.10.26
昨日も総務委員会での質疑をはじめ
朝から晩までフル回転の1日だった。
今日も法務委員会での質疑があり、
昨日と同様かそれ以上に
予定がギッシリ詰まっている。
1)外国人技能実習法案
色々と課題のあった外国人技能実習法案が、
昨日、衆院本会議を通過し、参議院に送られた。
昨年の通常国会で継続審議となっていた法案だが、
今年の通常国会で、私が野党筆頭理事として引き継ぎ、
与党との修正も合意し何とか衆院を通過した。
色々な方からも早期の成立を要望されており、
何とか今国会で成立して欲しいと思う。
外国人技能実習制度は、
海外に日本の技術を伝える
国際貢献を目的として1993年に開始。
今年6月末時点で、
外国人技能実習生は過去最多の21万人。
しかし技能実習生が、
低賃金で長時間労働を強いられるなど、
内外から批判も多く、
その改善が課題となっていた。
今回の改正では、
そうした課題にも対応できるよう
対策を講じている。
またこの法案が成立した後に、
介護分野が対象職種に加わる予定。
この法案と一緒に審議されている
入管法の改正では「介護」の在留資格を新設する。
■法案のポイント
【技能実習制度の適正化法案】
・
実習生の受け入れ先を監督する外国人技能実習機構を新設
・
実習生ごとに実習計画をつくり、機構が内容をチェックする
・
実習生の人権を侵害する行為への罰則を設ける
・
実習生の受け入れ期間を最長3年から5年に延長
【入管法の改正法案】
・
在留資格に介護を新設
・
在留資格を偽装する外国人への罰則を設ける
====
今回の改正で、全ての課題に
十分に対応できるわけではないが、
一歩前進であることは確かだ。
法案の成立に向けて、
多くの皆さんにお世話になった。
心から感謝したいと思う。
2)金額のない領収書
昨日の総務委員会で、
政治資金パーティーで
金額のないが領収書が使われている問題を
高市大臣に質問した。
高市大臣も、金額のない領収書を受領したり、
発行したりしていたという。
しかも法的には問題ないとの答弁だ。
だが、本当に、領収書記載の金額を、
支払ったのかを証明する術がないと思われる。
私は、政治資金規正法に触れると感ずる。
昨日の議事録を精査の上、再度、質疑したいと思う。
3)刑務官
今日の法務委員会では、
刑務所で受刑者に直接対応する
刑務官の課題について質疑する予定だ。
====
刑務官の数は足りているのか
刑務官の年齢構成はどうか
女性刑務官の実態はどうなっているか
刑務官の離職率が高いが、どう対応するか
今後、大幅な刑務官不足も懸念されるが、
それらにどう対応するか
====
こんなことを質疑する予定だ。
また機動隊の沖縄での暴言、
TPPについても質疑する予定だ。
とにかくやるべきことが多い。
国会活動に全身全霊を傾けて、
さあ今日も、確実に前進します。
=====================
2016.10.26
=====================
まぐまぐの送信登録・解除は以下。
http://www.ohsaka.jp//magazine/