11月5日 その3361『逢坂誠二の徒然日記』(5058)

掲載日:2016.11.05

昨日、TPPが衆院特委で、強行採決された。

これまでも強行採決はあったが、
こんなに酷い国会運営を知らない。

昨日は、議題も無いままに
本会議の開催告知が行われた。

議員運営委員会で、
議題の無い本会議の扱いを議論している最中に、
今度は強行的にTPP特委、
さらに厚生労働員会が開催された。

本会議開催を告知しておきながら、
同時並行で委員会を強行開催するなんて、
信じられない議会運営だ。

この議会運営に抗議するが、
与党は全く取り合おうとはしない。

結局、TPPは強行採決となってしまった。

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TPP協定は、
英文全体で8千ページを超えている。

しかし日本語に訳されたのは、3割程度だという。

こんな状況の中で、国会審議を行なっているのだ。

TPPによって、
今後、日本がどんな状況になるのかは、
全く先が見えないのが現実だ。

与党議員の中にも、
そのことを憂いている人がいる。

総理は、
日本がTPP議論をリードすることで、
再協議をさせないと言う。

しかしこれは完全な詭弁だ。

そもそもTPP協定の中に、
三年後の見直し規定があり、
再協議を前提とした協定なのだ。

こんなことについても丁寧な議論は何もない。

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強行的な議会運営に、どう対応すべきなのか。

委員会の役員会に当たる理事会で抗議し、
与野党了解の上、委員会運営を行うよう要請する。

本来は、この段階で様々な協議が行われ、
正常な委員会運営となる。

ところが昨日は、そんなことを無視して、
強行的に委員会が開催されたのだ。

こんな場合、質疑や討論で抗議をしても、
委員会が開催されてしまえば、
最終的には欠席するしか
抗議の意思を明確にする方法はないのが現実だ。

何ともやり切れなし、これが悲しい現実だ。

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昨夜、TPP特委に引き続き、
議題の決まっていなかった本会議に
TPP協定を緊急上程し、
これまた強行採決が目論まれていたが、
昨夜、午後7時前に、さすがにそれは回避された。

結局、本会議は、
来週8日以降になるものと思われる。

それならば何故、
こんなに急いで強行したのか、
その意味が全く不明だ。

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私が心配するのは、
結局はTPPの全体像が何も分からないうちに
ものごとが決まって行くことだ。

8千ページもある協定を、
こんな短い審議で仕上げてしまうのは、
日本の将来に対して、責任ある態度とは思われない。


昨日の混乱した国会審議のため、
帰函が今日にずれ込んだ。


さあ今日も、確実に前進します。
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           2016.11.5
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