8月17日 その3646『逢坂誠二の徒然日記』(5343 )

掲載日:2017.08.17

ニセコは曇りの朝を迎えた。

雨が落ちそうな雰囲気もあるが、
割と爽やかさを感ずる朝だ。

菩提寺参りを終え、
今日午後には帰函となる。


1)大志を抱いて

昨日、ニセコの片山町長さんの案内で、
ニセコ町内を回らせていただいた。

関東から進出した食品加工企業、
さらにJRニセコ駅前の倉庫群の活用など
素晴らしい取り組みに感動した。

ニセコに進出した食品加工企業は、
地場産の野菜などを利活用する
まさに理想的な6次産業化だと感ずる。

今後の本格稼働が楽しみだ。

駅前の倉庫群は、良く考えて再利用されている。

FMラジオニセコ、綺羅乃湯、ニセコバス、
そしてJRニセコ駅などとも連携し、
いずれ今以上に人々の集いの場
となることが期待される。

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ニセコ地域は、
注目の集まるホットスポットだが、
15年後、20年後を考えた
まちづくりができるかどうかが鍵だ。

そのためには、単に投資が増えれば
良いというものではない。

地域の真の魅力を破壊することのない、
逆に地域の特色を補強できる
投資でなければならない。

その意味で、昨日訪問した
食品加工企業などは理想的だと思う。

また13年後の新幹線の開業は、
地域にとって極めて重要な節目だが、
それに惑わされて地域の魅力を
失うことがあってはならない。

見栄えの良い地域づくりは、
大体が張りぼての状態のものが多い。

投資話に魅了されて。
そんなことにならないよう、
戦略と我慢が必要だ。

今後の地域づくりの肝は、
子どたちへの投資を増強することだ。

子どもが生まれてからでは遅い。

出産以前からの親といずれ生まれる子との
学習の機会の充実をはじめ、
とにかく子育ての早い段階からの、
あらゆる施策の充実が将来を左右することになる。

少子化社会はその意味でメリットかもしれない。

子どもが多い時代は、こうしたことはやり難い。

子どもが少ない時代だからこそ、
あるいは子供が少ない小規模自治体だからこそが、
木目の細かい子育ての支援の天国になりうると思う。

多くの地域の方々がこのことに早く気づいて、
日本全国でこの取り組みが進むことを期待したい。

そうすれば20年後の日本は、
大きく変わっていることだろう。

振り返ってみれば23年前、
30年後、50年後のニセコに
遺産を残すという大志を抱いて、
ニセコ町長に立候補した。

私が思う遺産が残せつつあるのかどうか、
まだ道は半ばだと思うが、
大筋で良い道のりを歩いている思う。

しかし油断は大敵だ。

特に地域を大きく変える投資話は要注意だ。

地域に注目が集まる今だからこそ、
細心の心構えで未来予想図を描かなければならない。

投資の抑制、子どもへの投資、
さらに食やエネルギーの地産地消などが、
地域と日本の将来を決めることになるだろう。

23年前の大志を思い起こしつつ、
今一度、日本の未来予想図を
しっかりと描かなければならない。


さあ今日も、確実に前進します。

==  2017.8.17 ==



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