18年8月6日 その4000『逢坂誠二の徒然日記』(5697)

掲載日:2018.08.06

今日で徒然日記が4000回の節目となる。

1997 年開始の町長日記は1697回。

国会に来てから
その倍以上の日記を発行したことになる。

町長時代の11年、国会に来てから13年、
この間、私たちの社会は、
そして国民の暮らしは良くなったのだろうか。

この問いに、イエスと答えることができない。

1994年秋、町長という立場を通して政治家となった。

情報公開と共有。
住民参加。
人材への投資。

こうした分野への理解、
取り組みが進んだ地域も多いだろう。

2001 年情報公開法、
2011年公文書管理法が、
それぞれ施行された。

国レベルでの公的情報にアクセスする
道具立ては整ったように見えるが、
今般の森友、加計、防衛省などの実態、
そして官邸の対応から
それは完全な目くらましであったことは明らかだ。

責任を持って、自ら考え行動する。

これは私が町長時代に、
お任せ民主主義からの脱却を目指して
掲げたスローガンだ。

国会周辺では、安保法制や
共謀罪などに反対するデモも多いし、
先日の国会パブリックビューイングにも
300名近くの方が参加した。

その一方、ツイッター上などでは、
民主主義をはき違えた議論が多いし、
強者への依存型政治を求める風潮も多い。

民主主義が迷路に入ってしまった感がある。

女性活躍、一億総活躍など、口上は威勢が良い。

しかし東京医大入試や
LGBT生産性発言に象徴されるように、
多様な人材が活躍できる社会の実現を
真剣に目指しているとは言い難い。

経済のあり方はどうだろうか。

株価が上がったし、
有効求人倍率も高いという。

だが国民の満足感は低いばかりか、
地域を歩くと暮らしに困る方が
増えている印象が強い。

株や為替などの資本経済は当然のことだが、
実態経済も含めグローバル化が進む。

トランプ大統領が、
自国主義を過激に主張しているが、
彼とてもグローバル社会の中で
金儲けを主張しているのは事実だ。

経済のグローバル化は
一見、良さそうに見えるが、
必ずしも世界の多くの人を幸せにはしない。

競争が激化し、多くの格差を助長している。

国民主権を危うくする、
弱くする側面も否定できない。

世界経済がどうあるべきかも
迷路に入った印象だ。

日本の外交はどうか。

日本の外交は、
日本国民のために行うのは当然だが、
世界の他の国にできない、
日本にしか担うことのできない、
他国に期待される外交をすべきだと思う。

ところが2012年以降、
アメリカ依存が強まり、
軍事的に中立な国から、
アメリカ側の一員としての立場を
より一層強化することとなった。

これでは日本の持ち味を発揮できない。

この6年あまりの間に、
国際社会の中での日本の立ち位置を
大きく変化させてしまった。

何とも残念でならない。

この日記が、通算6000回を迎える日、
そして次にあと1000回を重ねた日には
少しでもこの状況が改善されるよう、
力を尽くさねばならない。


さあ今日もぶれずに曲げずに、
確実に前進します。
==2018.8.6==



One Response to 18年8月6日 その4000『逢坂誠二の徒然日記』(5697)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください