18年11月20日 その4106『逢坂誠二 の徒然日記』(5803)

掲載日:2018.11.20

都内の朝の気温は10度。

昨日、実習先を正当な手続きなしに去った、
技能実習生への聞き取り票が公開された。

それへの対応などで、
てんてこ舞いの1日となった。


1)理不尽な公開

今回の在留資格の拡大は、
現行の技能実習制度を前提として、
新たな在留資格である「特定技能」に
無試験で連結させるもの。

その意味では、現行の技能実習制度の
5年間の単純延長とも言える制度改正だ。

そうなれば当然、現行の技能実習制度に
問題、課題がないかを十分に検証した上でなければ、
新たな制度を継ぎ足すことはできない。

ここが今回の法案審議の極めて大切な点の一つ。

本年1月からの半年で、
技能実習元から正規の手続きを経ないで
去った方が4千名を超える。

平成29年も約7 千名の実習生が、
正規の手続きなしに実習元を去っている。

政府はこれら実習生を失踪者と呼んでいるが、
なぜ実習元を去ったのか、その実態が明らかではない。

その手がかりとなるのが、
政府がいう失踪者に対する聞き取り調査だ。

29年は約2800名から聞き取りをした。

この調査は、衆参両院の決議に基づく調査だ。

しかし政府は、この個票を開示しようとはしない。

法務委員会理事会での粘り強い交渉の結果、
プライバシーに関する部分を伏せて、
昨日13時、やっと公開された。

しかしその公開の仕方はあまりに理不尽だ。

閲覧できるのは、原則理事のみで
コピーはできないとのこと。

そのため私たちは、個票一枚一枚を、
手書きで書き写す作業を強いられた。

1時間に20枚程度を書き写すのがやっとの状態、

これを一人で行えば、
143時間半もかかってしまう。

仮に野党が協力して4人で作業を行っても、
個票全てを書き写すのに約36時間もかかる。

国会の決議で行った調査結果を把握するために、
なぜこんな理不尽な作業を私たちは強いられるのか。

理解できない。

総理も山下大臣も、この調査個票は、
刑事訴追のおそれがあるとの理由で、
公表を拒んでいた。

ところが個票を見ると、
刑事訴追とは無縁の内容だ。

総理や山下大臣は、
国会で虚偽の答弁をしたに等しい。

技能実習の実態解明の手がかりとなる個票は、
閲覧ではなく、コピー可能とすることと、
総理と大臣の虚偽まがいの答弁の撤回を
強く求めたい。


2)タブレット

今日は本会議で、
法務委員長解任決議の
趣旨弁明を私が行う予定だ。

今回の法案の問題点などを
話したいと思う。

今日のこの説明は、
ペーパーレスや利便性の観点から
タブレットの利用をお願いしていた。

ところが今回、
タブレットの利用について
議員運営委員会は不承認となった。

自ら実現可能な国会改革の
小さな一歩と考えての提案だが、
タブレットを使うことすらできないとは、
極めて残念なこととだ。

タブレットの個人的な利用については、
今後も継続して提案したい。


さあ今日も ぶれずに曲げずに、
確実に前進します。
==2018.11.20==



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