19年11月27日 その4478『逢坂誠二 の徒然日記』(6175)
掲載日:2019.11.27
昨日、内閣府から桜を見る会の名簿を
どの様な経過で処分したかについて話を聞きました。
結論から言えば実態は何も分からず、
明かなのは単にシュレッダー処理された、
その事実だけです。
本当に酷い対応です。
名簿の取りまとめは内閣府人事課が、
桜を見る会の実務は内閣府総務課が、
それぞれ担当したようです。
実際にシュレッダー処理をしたのは、
人事課に属する方のようです。
シュレッダー処理をするに当たって、
その決裁はとってない。
つまり廃棄した事実は
将来には残らないということ。
処理の指示をしたのは、
課長補佐か係長だろうが詳細は不明。
処理をした分量も不明。
シュレッダー利用のルールも不明確。
内閣府も担当課において参加者を推薦しているが、
担当原課でその名簿を保管しているかどうかは不明。
とにかく何もかにも分からないの一点張り。
日本の行政の劣化、
秘密主義は完全に限界を超越した印象です。
霞ヶ関の職員もこんな言い訳のために
採用されたのではないでしょう。
職員の皆さんも
やるせない気持ちで一杯だと思います。
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原子力規制委員会の杜撰な
公文書管理も明かになっています。
公開済の行政文書ファイルに記載された文書、
18,400件の所在が不明だというのです。
この中には、今日の規制委員会で
適合審査が了承されるとされる
女川原発2号機の審査書類の原本もあるようです。
==出典は以下==
原子力規制委の公文書1万8千件が不明〜内閣府に虚偽報告か | OurPlanet-TV:特定非営利活動法人 アワープラネット・ティービー
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2450 #OurPlanetTV @OurPlanetTVより
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日本の公文書管理は、
最悪の状態に陥っています。
今日は新月です。
今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2019.11.27===