20年1月26日 その4538『逢坂誠二 の徒然日記』(6235)

掲載日:2020.01.26

函館の朝の気温は氷点下6度程度。

相変わらず雪が降らず、
いつもの冬とは違う雰囲気が漂います。

今日の函館の日の出は 6時55分頃。

元旦よりも10分程度、
日の出が早まっています。

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昨日から私の今年の新春の集いが始まりました。

昼に第一弾のせたな町開催。

夜は今金町。

多くの皆さんにご参加頂き、
本当に有り難く心から感謝しております。

皆さんと、色々な意見交換ができました。

これが政治の原点のひとつです。

今年も管内十数か所で開催します。

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一昨日、アメリカの経済学者スティグリッツの
新著『プログレッシブ・キャピタリズム』を読みました。

本書の表紙には次の言葉が並びます。

*中流という生き方はまだ死んでいない
*万人を豊かにする進歩的資本主義とは?

多くの示唆に富む内容で、読んで良かったと思います。

英語が読めれば、昨年の出版と同時に読めたのですが、
翻訳を待たざるを得ないのは何とも残念です。

*経済や政治は一部の富裕層や大企業だけためのもの
*さまざまな産業をわずかばかりの企業が独占的に支配
*格差が急激に拡大し成長が鈍化
*金融企業は金融産業の規制の内容を自ら決めている
*テクノロジー企業は何の監視もないまま膨大な量の個人データを収集
*政府は、労働者のためにならない貿易協定の交渉をしている
*富の創造ではなく、他者の搾取を通じて富を蓄えている企業があまりに多い
*このまま何の手も打たなければ、新たなテクノロジーにより事態はいっそう悪化し、格差や失業が拡大

今の社会や政治に対する強い危機感が語られます。

一方で解決に至る道筋として次のようなことを述べます。

*市場の利点を利用しながら、そのいきすぎた行為を抑制する必要
*市場は国民の利益になるものでなければならない
*富や生活水準の向上を真にもたらすのは、学習、科学やテクノロジーの進歩、法の支配

「これらの政策改革に賛同する人が多数を占めれば、
豊かさが万人にいきわたる
進歩的資本主義を構築することは可能」
とスティグリッツは述べています。

景気経済の活性化を望む声は常にありますが、
問題はその経済の内容なのです。

国民に牙を剥く、
多くの人を不幸にする経済では意味がありません。

今の経済のあり方は、
非正規が多い、富が偏っている、地方は苦しいなど、
まさに国民に牙を剥く経済です。

人に優しい、人のためになる経済に
転換しなければなりません。

本書でも、そのことが繰り返し語られます。


私たちは、人に優しい経済社会を目指して参ります。




今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。


===2020.1.25===



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