20年2月26日 その4569『逢坂誠二 の徒然日記』(6266)
掲載日:2020.02.26
新型コロナウイルスに対し、
政府の極めて杜撰な対応が続いています。
昨日も共同会派合同の対策本部会議を開催しましたが、
政府からは検査体制について、十分な答弁が得られません。
一日、一体どの程度の検体を検査できるのか、
これすら十分に説明できないのです。
また昨日の予算委分科会で加藤厚労大臣は、
PCR検査を実施した総数は「分からない」と述べました。
加藤大臣は、
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」は延べ3990件、
チャーター便は 829件を検査したと説明。
これ以外に、2月18~24日の間、
1日当たり39~104件を実施したと明らかにしましたが、
数字は一部で、総数は分からないと言います。
対策本部会議でも、
1日最大約3800件の検査能力があるかのような説明をしますが、
本当にそうかと問われると持ち帰って調べると言います。
結局、PCR検査がどの程度実施できるのか分からないのです。
PCR検査に限界があることは承知しますが、
一日に検査できる検体数が分からないのでは、
対策の立てようがありません。
クルーズ船から下船された乗客、
さらに国の職員への対応も不確かです。
船内で活動された国の職員が下船後、
役所に戻って仕事したのか、
自宅待機になったのか、
これもあやふやで明確な説明がありません。
ここがハッキリしないと職員自身が、
感染源になりかねません。
政府の対応は驚きの連続です。
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法務省や人事院の対応も出鱈目です。
検事長の定年延長を認める法解釈変更の経緯について、
森大臣は、口頭決裁をしたと驚きの答弁をしましたが、
昨日は、それを追認する文書を提出してきました。
人事院も法務省と同様の文書を出しました。
国会答弁と真逆の法解釈の変更を
文書を残さず口頭で実施し、
国会で追及されると
それを追認する文書を急ごしらえで作成する。
こんなことがまかり通るなら法治国家とは言えません。
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今日は一旦帰函し、
お世話なった方の葬儀に参列し、
再上京します。
今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2020.2.26===
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