20年9月7日 その4763『逢坂誠二の徒然日記』(6460)

掲載日:2020.09.07

大型で非常に強い台風10号が、九州地方を北上しています。
暴風域に入っている九州地方など厳重な警戒が必要です。

我が党も昨日16時には災害対策本部を設置し、
情報収集に当たっています。

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一昨日に引き続き、昨日もネットを利用して、
新党の綱領案について説明をしました。

昨日は、福山幹事長とともに YouTubeへの出演です。

この中で、経済財政に関し、
誰が首相になっても大変だとの話をしました。

アベノミクスによって、
確かに株価が上がり円が安くなりました。

その結果、見かけ上の企業業績が好転したように見えます。

しかし日本の国と地方の借金残高は
今年度末で対GDP比261.4%となります。

200%を超えるのは戦後に続き二度目。

この国債残高を大量に保有しているのは日銀です。

確かに各国の中央銀行も市場から国債を買っています。

しかし国債残高の半分近く買い上げているのは日銀のみです。

日銀が国債を買い上げることによって
日本の国債の信用は何とか保たれています。

政府が借金をして、日銀が紙幣をどんどん印刷して赤字を埋める。

まさに打ち出の小槌状態です。

もちろん際限なく紙幣が発行できるはずはありません。

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株式市場も健全性を失っています。

東証1部の時価総額は7月末現在で565兆円程度ですが、
このうちの80兆円を日銀と年金積立金を運用する GPIFが保有しています。

異次元の金融緩和などで行き場のない資金も株や金に流れています。

足元の株価は実態経済と乖離する状況になっているのです。

私には日本のマクロ経済は異常な状態に見えます。

将来のことを考えると
こうした状況から何とか脱却する必要があります。

日銀の国債と株の購入を急に止めたら
国債の暴落や財政に深刻な影響が及ぶことが予想されます。

つまり次に打つ手がない、
日本のマクロ経済は制御不能状態といえるのです。

異常な状態だとは分かっていながらも、
今の状態を続けながら市場の顔色を慎重に伺いつつ、
徐々に軌道修正するしかありません。

アベノミクスによって
政策の選択肢が失われてしまいました。

だから誰が総理になっても大変な状況なのです。

IMFの財政健全化指数ランキングで日本は188位、最下位です。

次の総理にほぼ確定した菅義偉さんは、
アベノミクスの推進者の一人です。

アベノミクスを肯定し、
現状の政策を続けるものと思います。

野となれ山となれ、行くところまで、行くしかない。

こんな状況に日本の経済財政は直面しています。

戦後と同様に極めて深刻な状態です。



今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2020.9.7===



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