20年11月24日 その4841『逢坂誠二 の徒然日記』(6538)

掲載日:2020.11.24

昨日もコロナ感染対策のため屋外の活動を抑制し、
基本室内で様々な資料整理や原稿書きを行っています。

====
先週20日、立憲民主党は、コロナ対策本部会議を開催し、
新型コロナウイルス感染者が急増している今、
国民の命と暮らし、経済を守るため、以下の二点を提案し、
菅政権の政策転換を求めています。

1)感染防止を最優先に!
2)まず生活・事業を守る!

====
1)感染防止を最優先に!

○積極的な検査実施:
エッセンシャルワーカーへの定期的な公費検査の実施

○感染拡大地域におけるGotoキャンペーンの一時停止:
停止時は、国の責任で経済的支援

○都道府県の役割拡充(新型インフル特措法等改正):
都道府県知事が緊急事態宣言の発出を要請できるようにする、
検査を希望する方が検査を安く早く受けられる体制を整備する、
軽症患者・無症状患者に施設・自宅待機の要請ができる

====
2)まず生活・事業を守る!

○困っている人に、支援を:
低所得者層、学生向け支援・給付、
住居確保給付金の延長、
ひとり親世帯への再給付・大学授業料半額(法案提出済)、
失業手当の支給割合引き上げ・日数延長

○事業と雇用を途切らせない:
持続化給付金、家賃支援給付金の拡充・延長、
雇用調整助成金の拡充・延長、
休業支援金・給付金の拡充・延長、
資本性資金の供給

○自粛要請・感染拡大防止に協力した場合は経済的支援を

○ あらゆる医療機関支援を:
昨年からの減収分に対する経済的支援をする

○公共交通機関支援を:
税の減免など(固定資産税、航空機燃料税、着陸料減免)

○地域の実情に応じた手厚い支援を:
緊急包括支援交付金及び地方創生臨時交付金の増額

以上
====

年末を控え、
今、やるべきことが山積していますが、
政府の対応は緩慢です。

====
今、改めて原発問題を深掘りしていますが、
本当に残念に思っています。

日本は福島第1原発事故という、
世界でも例を見ない未曾有の大事故を経験しました。

あれからもう少しで10年となりますが、
その事故の被害、影響は今も収束しておりません。

政府が2050年カーボンゼロを
言い出したことを切っ掛けにして、
今、原発の再稼働のみならず、
新設や増設への言及が多くなっています。

日本人は、これほどまでに忘れっぽいのでしょうか。

私が原発がダメだと思う理由は、
事故だけのことではありません。

そもそも原発というものの持つ
本質的な性質を思うとき、
人類はこのエネルギーを
広範に使うべきではないと思うからです。

この思いの参考になるのはドイツの議論です。

ドイツは、3.11の後に、原発からの撤退を決めました。

技術的な側面と倫理的な側面、この両面から検討した結果、
2022年までに原発の稼働を完全に停止する決断をしたのです。

ドイツの議論によれば、
技術的にドイツの原発は日本よりも安全
との判断もあったようですが、
倫理的な側面から撤退を決めています。

その倫理面の議論が実に示唆に富んでいますし、
まさに私が原発に否定的な理由もここにあります。

倫理面からの報告の概要は以下のようなものです。

====

原子力発電所の安全性は高くても、事故は起こりうる


事故が起きると、ほかのどんなエネルギー源よりも危険


次の世代に廃棄物処理などを残すのは倫理的問題がある


原子力より安全なエネルギー源がある。


地球温暖化問題もあるので化石燃料を使うことは解決策ではない


再生可能エネルギー普及とエネルギー効率化政策で
原子力を段階的にゼロにしていくことは、
将来の経済のためにも大きなチャンスになる
====

私には至極真っ当な議論に思われますが、
日本ではなぜこうした思いに至らないのか、
不思議でしょうがありません。

単に事故が起こることが原発否定の理由ではありません。

将来への責任や、持続可能性の点からも
原発を続けるべきとは思われません。

エネルギーを早めに転換し、新しい社会を構築することは、
経済の面からも極めて有利なことと思いますし、
子ども達に新たな社会を切り拓く、
その夢を与えることになると私は考えています。

将来、電気は今よりも安いものなるでしょうし、
それは国民生活に大きなメリットを与えます。

ドイツも今、平坦な道を歩んでいるとは思いませんが、
苦労しながら目標に向かっているのは事実です。

ドイツが決断した頃、
2022年は随分と先のことに思われましたが、
早く決断したことにより、
そのゴールも手の届くところに来ています。

決断できずに時間を浪費し記憶を消し去ろうとしている日本と、
論理的かつ倫理的な決断をして目標に向かっているドイツ。

彼我の差、そのあまりの乖離に愕然とする日々ですが、
希望に溢れる新たな社会の構築に向けて
諦めずに粘り強く進まねばなりません。

今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2020.11.24===



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください