21年9月2日 その5123『逢坂誠二の徒然日記』(6820)

掲載日:2021.09.02

昨日、党のコロナ本部会議のため上京しました。

今日も引き続きコロナ本部会議が開催されますが、
夜には帰函の予定です。

都内は、先日までの暑さが一変し、秋の雰囲気が漂っています。

今日の東京の予想最高気温は21度で、函館よりも低い見込みです。


1)言語道断

菅総理は、一体何を考えているのでしょうか。

今はとにかくコロナ対策が最優先課題です。

入院できず自宅で亡くなる方がおります。

事業経営がままならない方もたくさんおります。

生活に困窮されている方もおります。

医療従事者の皆さんは、
必死の思いでコロナ患者さんの治療に当たっています。

戦後最大の緊急事態なのです。

こんな状況の中で、自分の延命のために、
党人事を行い、内閣改造をするとは言語道断です。

国民のために仕事をしないのならば、
総理の座にとどまるべきではありません。


2)デジタル庁

昨日、デジタル庁が発足しました。

*各府省庁に対する勧告権など強力な総合調整の権限
*国の情報システムを統括・監理
*関連予算を一括計上
*地方自治体の情報システムの共通化
*マイナンバー制度を活用した行政サービスの向上
*民間からの約200人を含む600人体制
*平井デジタル改革担当大臣が初代デジタル大臣
*事務方トップのデジタル監に、一橋大学名誉教授の石倉洋子氏

今後、取り組まれることの例

*マイナンバーカードを健康保険証として本格的に活用(10月から)
*口座登録で災害時などの給付金を自動的に支給
*マイナンバーカード機能の一部をスマートフォン搭載
*令和6年度末までに、運転免許証と一体化する仕組みの導入
*ワクチンパスポートの年内のデジタル化検討
*マイナンバーカードの普及(来年度末までに、ほぼすべての国民に)
*令和4年度実施の国家公務員採用試験から「デジタル」の区分を新設

現時点で、こんなことが想定されているようですが、
これだけでは、ちょっとみすぼらしい感じがします。

国の情報システムを人を大切にする観点から、
総合的、一体的に再構築できるかどうかが鍵です。

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多くの皆さんもご承知のとおり、
デジタル化の推進はこれまでも繰り返し唱えられて来ました。

例えば森総理の時代には、IT振興券を発行し、
国民のITに関する力量を高める取り組みを行ったり、
当時のe-Japan戦略でデジタル化も掲げられていました。

今から20年ほど前のことです。

森総理がIT革命のことを「イット革命」などと話したことを
覚えている方もいるでしょう。

町長時代に、率先してIT 化に取り組んだのですが、
その際の積算や発注に統一的な考えがなく随分と苦労しました。

道路台帳などの電子化においても国としての方針が曖昧で、
二重投資になることを恐れながら推進していました。

こんな経験から私はデジタル庁のような組織は、
この森総理の頃に発足すべきだったと感じていますがそれは実現しませんでした。

次のチャンスはマイナンバー法成立の2013年頃だったと思いますが、
安倍内閣の対応は十分なものではありませんでした。

この時期から今日までデジタル化は完全に停滞したのです。

2020年の国連電子政府ランキングで日本は 14位、完全に出遅れました。

ちなみに1位はデンマーク、2位は韓国です。

菅総理は一昨日の閣僚懇談会で「3つの柱でデジタル改革を進める」と指示し、
「スマートフォン一つで手続きがオンラインでできる社会を目指す」と語りました。

3つの柱は以下です。

*行政のデジタル化
*医療や教育など幅広い分野のデジタル化
*年齢・地域・経済的状況などによらず全ての国民が情報にアクセスできる社会

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日本のデジタル化は大幅な遅れとなり、デジタル化の推進は重要なことです。

遅きには失しましたが、デジタル庁の発足でその推進の舞台は整ったと言えます。

しかし私には、危惧があります。

この間の政府の議論を見ているとデジタル化が目的化するおそれがあるのです。

デジタル化は手段です。

人々の日常をより幸せにすることが本当の目的です。

そのためには人間中心のデジタル化でなければなりません。

政府も「誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化」を標榜していますので、
このことを意識しているのかもしれませんが、
本格的、確実に議論したり形跡が見当たりません。

大きな社会の変革に取り組むためには、基本となる考え方が大切です。

スマホで手続きができる社会と総理が述べるのは結構なのですが、
その社会に対する基本的な考え方が必要です。

これがなければデジタル化が目的化した殺伐とした社会になりかねません。

菅総理には、目指す社会像や国家象がないと指摘され続けていますが、
デジタル化分野における菅総理の社会像、基本理念をもっと語るべきです。





今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。

===2021.9.2===

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