11月27日 その1937『逢坂誠二の徒然日記』
掲載日:2012.11.27
函館は雨の朝を迎えた。
冬型の気圧配置で、
全道的に雪の予報が出ている。
今朝は、幾つかの企業などの朝礼に出席する予定だ。
1)原子力ゼロ社会を実現する
原子力ゼロ社会を実現するために、
次の課題解決の工程を早急に樹立し、
速やかに着手しなければならない。
・立地自治体への対策
・節電対策
・再生可能エネルギーなど、代替エネルギー対策
・化石燃料価格対応
・送電網の整備
・発送電分離や電力会社のあり方
・核不拡散など安全保障上の取り組み
・原子力技術の維持発展と技術者の確保
・原子力への新規参国を含む諸外国との関係
・使用済核燃料への対応方策
・廃炉の具体的な道筋
・再稼働の課題
2)TPPに断固反対する
環太平洋経済連携(TPP)は、
単なる経済問題ではなく、
金融、保健、医療、労働など、
国民生活の広い範囲に影響が及ぶ可能性が高く、
日本の多くの分野のことを、
日本みずからが決められなく懸念がある。
つまりTPPは、
日本の主権を大きく侵害するおそれがあるばかりか、
日本の文化や伝統などを破壊する可能性を否定できない。
TPPには断固として反対する。
====
この点に関し、
政府の方針と合致しないのではないかとの指摘がある。
====
TPPというお菓子を買いに行こうかと思っており、
その事前準備を進めたいとの意向。
そのお菓子が、
国民にとって美味しくないものなら買わない。
これが現在の政府の状態だろう。
====
今後の予想される手順は、次の通りと見込まれる。
まず店の中に入らず、
国民にとって美味しいお菓子を買うための手順などについて、
関係者と意見交換をする(事前協議)
次に店の中に入って、
どのお菓子をどの程度買うか交渉を行う。
(本番交渉)
店の中で、
どのお菓子をどの程度買うか決める。
(条約締結)
買う予定としたお菓子のカタログを持ち帰り、
国会で、それを本当に買うかどうか議論し、
購買の是非を決定する。
(国会での条約の批准)
国会で条約が批准されたら、
買うこととしたお菓子が初めて家に届く。
(条約の発効)
====
つまりTPPへの参加には、
まだまだ多段階の過程があり、
今の段階で、賛否は簡単に決められず、
賛成、反対、慎重など、
色々の立ち場の人がいるのはおかしなことではないのだ。
ただし、
店の中での交渉(本番交渉)は、
あまり外に情報出さずに行うことが予定されており、
そんな交渉では、キチンと是非を判断できないおそれがある。
だから私は、
TPP交渉に参加することに大いなる危機感を抱いており、
交渉参加も反対しているのだ。
3)「子ども」、「働くもの」、「地域」の元気を実現する
日本の現下の課題の一つは少子化だ。
景気の低迷や社会保障の不安の原因の一つが少子化であり、
これを克服することが急務の課題だ。
そのため教育や福祉などの政策を通して、
子どもを安心して産み育てられる社会の実現を目指し、
子どもの元気を取り戻すことが必要だ。
経営者である、労働者であるを問わず、
老若男女、働く方々が元気になることによって、
医療や社会保障をはじめとするとする
日本の安心を創造することになる。
労働政策、中小企業対策、6次産業化などによって、
働くものの元気を取り戻さなければならない。
日本の各地は、それぞれが個性を持っている。
その個性を踏まえて、
それぞれの地域の元気を引き出すことが、
最終的に日本全体の活力につながって行く。
地域主権改革の推進などによって、
地域の元気を取り戻さねばならない。
今夕、安住淳幹事長代行が函館入りする。
選対メンバー等に対し、
激励の挨拶をする予定になっている。
さあ今日も、しっかりと前進します。
=============
2012・11・27 Seiji Ohsaka
=============
マグマグの送信登録・解除はこちらです。
http://www.ohsaka.jp/magazin/
Tweet