5月7日 その1163『逢坂誠二の徒然日記』
掲載日:2010.05.07
連休明けの昨日の都内は、
春を通り越し、初夏の陽気でした。
連休中にトレーニングをさぼったため、
体重が1キロアップ。
(;一_一)
体調管理を厳しくしなければなりません。
今朝の都内は、雲の多い朝を迎えていますが、
気温はやっぱり高め、
日中の予想最高気温は24度程度のようです。
1)緑のふるさと協力隊
農山村に関心を持つ若者を、
1年間、全国各地に派遣する
「緑のふるさと協力隊」という取り組みがあります。
平成6年に開始され、
今年で17年目に入ます。
これまでに500人近い若者が
このプログラムによって、
真の農山村生活を体験しています。
昨日、この事務局を務める
特定非営利法人
「地球緑化センター」の皆さんらとお会いしました。
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地域をつるく原動力には、
色々なものがあります。
まずどんな地域になりたいか、
明確な夢を描くことが大事です。
夢や理想のないところに、
良い地域づくりはありえません。
さらに地域づくりには、
色々な人材が必要です。
特にその地域に持ち得ない
外の目線が必要です。
地域にとって異質と思われる目線、考え方が
地域を動かす原動力になるのです。
しかし、地域の中に、
この異質な目線を取り入れることは、
地域にとって、実は簡単なことではありません。
自分の知らない、暮らしたことのない地域で、
農山村体験をすることは、
その地域に来る方にとって
大きなエネルギーが必要なことは言うまでもありません。
逆に受け入れる地域にも
相当に大きなエネルギーが必要になります。
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農山村体験などを簡単に言いますが、
本当の意味での体験を実現するのは、
結構シンドイことなのです。
しかし、このシンドサを乗り越えて、
外から来た方々が
農山村の実態を知ることは、
実は農山村、そのものにとっても、
外から来られた方にとっても、
大きな財産を作ることになります。
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地球緑化センターでは、
こうした取り組みを17年間も行っています。
昨日は、事務局の金井次長さん、杉尾就任さん、
そして全国町村会でいつもお世話になっている小野さんが、
これらの取り組みをまとめた
『緑のふるさと協力隊』(農文協)を持参して来られました。
この本を読むと、
この地道な取り組みが、
どれほど大きな成果を上げているかを
改めて理解することができます。
日本は、都市だけで成り立っている国ではありません。
都市が輝くためにも、
農山村の役割りが重要なのです。
この地球緑化センターの取り組みは、
鳩山政権の「緑の分権改革」の考え方とも
一致するものです。
色々な地域で、こうした取り組みが
促進されればと思います。
さあ、今日もしっかりと前進します。
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2010・5・7 Seiji
Ohsaka
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