12月19日 その1946『逢坂誠二の徒然日記』

掲載日:2012.12.19

都内の空、まだらに雲が浮かんでいる。



弱い風が吹いているが、肌を刺すような冷たさだ。



晴れの予報だが、真冬の寒さ。



朝晩は強く冷え込み、

氷が張るほどの寒さだという。



それでも日中は9度まで上がる見込みだ。







1)後片付け

議員会館事務所を撤収するため、昨日、東京に来た。



約1月ぶりの東京だが、

永田町は選挙前の風景と何も変化がない。



本棚に並べられた本を段ボール箱に詰めて、

地元への発送準備を進める。



この1年半あまり、

原子力関係の書籍が大幅に増えた。



多くのことを勉強させて頂いたが、

原子力ゼロ、そして大間稼働ストップに向け、

国政の場で具体的な仕事ができないのが何とも残念だ。



これも私の力不足であり、

この現状を真摯に受け入れるしかない。



たくさんの書類もあるが、

一つ一つ内容を確かめてから整理する余裕はない。



思いきって捨てるものが大半だ。



今日で事務所整理の作業を切り上げて、

会館を後にすることとなる。



2005年9月以来、

7年3ヶ月に渡って、お世話輪になった永田町。



短い時間だったが凝縮された思いが詰まっている。



これまでお世話になった東京事務所スタッフの皆さんに、

心からの御礼を申し上げる。



同時に官僚の皆さんや記者の方々など、

多くの方が挨拶に事務所に来て下さる。



「逢坂さん、絶対に戻ってきて。」など、

数多くの激励を頂き、本当に有り難い。



こうした挨拶を受けると、

落選の現実感がさらに具体化し、

私自身の非力さと責任を改めて痛感する。







2)不安

安倍政権の誕生が確実だ。



しかし不安は尽きない。



国土の強靭化を進めるために、

年間事業規模20兆円の公共事業を

10年間続けるという。



非常に魅力的な話だが、

財源は建設国債だという。



公共投資によって景気浮揚を図り、

税収増を目論んでいるのだという。



現在の国税収入は、42兆円程度だ。



景気の良かったときでも

税収は60兆円程度だったと記憶しているが、

仮に公共投資で景気が浮揚しても

これを大幅に上回る税収を期待するのは難しいだろう。。



現在の国債償還ための元利金は、

今の金利1%未満の状態で22兆円程度だ。



金利が1%上昇すれば、

国債償還費は4兆円程度増加すると言われている。



景気が浮揚すれば、金利が上昇することもありうる。



景気浮揚による税収増が、

償還金利増と相殺されることはないと思っているが、

いたずらな建設国債の発行は、

景気浮揚以外の金利上昇リスクを孕んでいることに

留意が必要だ。



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今のところ安倍政権には、

原子力ゼロを掲げる雰囲気が見られない。



こうした中、道南地域の皆さんの悲願である

大間を止めることはできるのだろうか。



核燃料サイクルをどう考えているのかも、

良く分からない。



原子力政策については、

従前の方針を踏襲する可能性があるようだが、

この点、実に不安だ。



原発ゼロが国民の覚悟だと理解しているが、

その多くの国民が、

原発ゼロを明言していない自民党に一票を投じたこと…、

この矛盾を悩ましく感じている。



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現在の不平等な日米地位協定のもとで、

さらに憲法改正、国防軍、

集団的自衛権行使容認などの言葉が出ている。



安倍さんは強い国日本をつくるというが、

このままでは米国の傘下「日本」に

なり兼ねないのではないだろうか。



不安は尽きない。







今日も事務所撤収に精を出す。



さあ今日も、しっかりと前進します。

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   2012・12・19 Seiji Ohsaka


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