7月26日 その1203『逢坂誠二の徒然日記』

掲載日:2010.07.26



今日も暑さの中で、新しい州が始まりました。


1)移動
先週金曜日は、東京→札幌→東京→那覇と移動しながら仕事を行っています。猛暑
の中で隙間のない移動ですが、この窮屈さが逆に、集中力を与えた感じがしま
す。おかげで移動中に懸案の幾つかも処理することができました。もっと時間が
あればと思うことの多い日々ですが、時間が無い方が仕事が進みました。こんな
人間とは、なんとも不思議な生き物です。

かつて私のことを「泳いでいないと呼吸の出来ないサメのようなもので、常に動
いていないとダメな人だ」と称したニセコ町の職員がいました。当時は、何を馬
鹿なことを言っているのだとも思っていましたが、今回は、彼のいう私の「サメ
性」が確認されたような感じがします。しかし、サメといえども、人間ですから
オンとオフのメリハリが重要だとも感じています。今回のように2日間で
4500キロを超えるような移動の連続は、やはり厳しいとも感じます。


2)コミュニティFM
先週金曜日、自治体でのコミュニティFMの活用について関心を持っている自治体
関係者らと意見交換をしています。コミュニティFMといえば、「出力20ワット
の単なる地域限定FM放送」とだけの認識を持ちがちです。しかし過日の意見交換
では、技術の進歩とあいまって、コミュニティFMが従来の概念をはるかに超越し
た強力なメディアであることを再認識しました。特にその小ささ、簡便性が、武
器になって大がかりなメディアにできないことを実現させる可能性を感じます。

過日、相談を受けた自治体の皆さんは、このコミュニティFMが秘めている大きな
可能性を是非とも大きく開花させて頂きたいと願っています。


3)沖縄
金曜日の夜から沖縄を訪問し、二つの講演などを行っています。

沖縄の皆さんとは、古くは沖縄スキー連盟国体予選大会をニセコでお手伝いした
こと、ここ10年余りは自治の勉強をとおして、いずれも大変お世話になってい
ます。また2年前には、沖縄県立公文書館と北谷町公文書館を訪問し、今の国の
公文書管理法制定に向けた大きな力を頂きました。こんなことを通して、とにか
く沖縄の皆さんには、お世話になっているのです。そして訪問するたびに大きな
力を、そして大きな気づきを与えて頂きます。今回もやはり同様でした。

2004年8月、沖縄国際大学の前庭に、米軍ヘリ墜落する事件がありました。
偶然にもその直後に、国際大学を訪問する機会があったのですが、それ以来、私
の中で、沖縄の基地問題は、ニセコ町長ではありましたが、大きな重みのある問
題となっています。

そして今回も、日米関係や基地の問題について、日本政府がどう進むべきなのか
大きな示唆を頂いたように感じています。今回の訪問で、私が面談した皆さん方
が、何か具体的に私に指示や要求をしたわけではありません。しかし、どんな視
点で、これらの問題に取り組むべきなのか、その視座を与えて頂いた感じです。
このことを一つの切っ掛けとして、今後、この問題に対する私の思いをどう熟成
させるか、私への大きな宿題です。

また今回の訪問中、あらゆる場面で沖縄の自治関係者が、一括交付金の実現と国
の出先機関の事務権限の自治体への移管を強く望んでいることを改めて認識して
います。これまでもこうした声が寄せられていますが、沖縄を訪問して、さらに
強い思いを感ずることができました。この思いにどう応えるべきか、その検討体
制を構築すべき時期に来たと感じています。近畿の皆さんや、沖縄の皆さんの積
極性に希望の光が見えます。

また今回は、八重山出身のKさんが、私のために島の唄を歌ってくれました。何
のためらいも恥じらいもなく、さらりと自然に、食事の終わりに歌い出したので
す。公文書館のことでいつもお世話になっているKさんですが、忘れられない思
い出となりました。さらに食についても、またまた新たな発見のあった沖縄で
す。

どんな地域を訪問しても、その地域には地域ならでは宝物があります。しかし、
多くの地域ではその宝物の存在に気がつかないばかりか、逆に宝物を台無しにす
るような取り組みをしている場面に出会うことも少なくありません。沖縄の皆さ
んが、私が感ずる沖縄の宝物の全てを大切にしているとは思われない場面もあり
ます。しかしやはり沖縄の皆さんは、自分たちの特色、優位性に、他の地域の皆
さん以上に気づかれていると思います。特に自治の歴史と今後の自治に対する強
い思いには畏敬の念すら覚えます。こうした熱い思いに触れて、私自身もさらに
努力をしなければならないことを痛感した沖縄訪問でした。多くの皆さんに、改
めて感謝します。



さあ今日も、しっかりと前進します。

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   2010・7・26 Seiji
Ohsaka

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