8月23日 その1222『逢坂誠二の徒然日記』

掲載日:2010.08.23




新しい週の始まりです。先週金曜日からこの週末も、色々と走り回りました。個
人的なことですが、台風のためお盆のニセコ入りが延期となっていましたが、週
末にニセコを訪問し、菩提寺で父と母の仏前で手を合わせてきました。

今週は、経済対策等など経済面の動き、概算要求の最終局面、さらに代表選に向
けた動き等、目を離せない一週間となります。



1)テレビが…
一昨日21日、夕方17時40分頃から22時50分頃までニセコを中心に衛星
を除く全てのテレビ放送とNHK・FMが視聴・聴取不能になりました。

この時間たまたま偶然、ニセコ町内でニセコの教育長さん、総務課長さんらと一
緒にいた場面に、町民から「テレビが見られない」との苦情が入りました。近く
にあったテレビで確認したところアナログ・デジタル・ワンセグも含む全ての地
上放送とNHK・FMが入らない模様でした。そこで早速、国の所管役所に連絡し、
状況把握と事態の解消をお願いしました。

その結果、
ニセコ中継局のトラブルで放送が止まっていること
影響対象世帯が1万6〜7千世帯になること
原因究明と修理のため標高千メートル付近の中継局に着くまで2時間程度かかる
可能性があること
などが判明しました。

そこでこうした状況を、関係自治体に周知するようお願いしました。

結局、放送が5時間程度中断して、再開されたのですが、私の記憶では、停電を
除きこんな事態は初めてのことです。当該地域の町村役場、デンキ店などへの問
い合わせが結構あったものと思います。ニセコエリアは、AMラジオが入り難い地
域です。この地域で衛星を除き全てのテレビ放送が5時間も中断すると、情報入
手の手段が無くなってしまいます。一昨夜、地震発生や悪天候などが重ならず
ホッとしていますが対策が急務です。


中継局トラブルの詳細原因の究明
そうしたトラブルへの対処方針の再構築
関係自治体・消防・警察・デンキ店などへの周知体制の確立
情報入手手段を失った場合のバックアップ体制の確立
(ニセコ町においては、町民への周知方法の検討)

こんな点をはじめ、今回のトラブルを教訓にして、早急に対応すべきことが浮か
び上がってきます。

直接、私の選挙区内のことではありませんが、偶然居合わせたのも縁です。関係
者と今後の対処について、全力をあげます。



2)自治体学会
20日、佐賀県武雄市で開催された自治体学会に招かれて、地域主権改革につい
て議論をしてきました。

菅政権で地域主権改革の動きが鈍ったのではないか
地域主権戦略大綱が官僚の抵抗で後退したのではないか
義務付け枠付けを見直して、ナショナルミニマムが維持できるのか
個別の義務付け枠付けを見直すよりも、通則法で義務付け枠付けを一括して見直
すべきではないか
各省庁による出先機関の自己仕分けはお手盛りではないか
民主主義の基礎は自治にある

以上など多様な論点が出され、私が出席した90分は、あっと言う間に終了し、
完全な時間不足でした。佐賀の地で、もっと様々な議論をしたかったのですが、
私自身の滞在時間も短く、とても残念でした。

議論の様子は、ユーストリームで生中継されると同時に、Twitterでもリアルタ
イムに数多くの呟きがあり、かつての学会議論とは隔世の感です。こうした新し
い手法の組み合わせで、議論が随分と立体的になった印象がありました。この点
は、今後もっと進化するものと思います。

自治体学会といえば、私も20年近く前から会員の一人として参加をさせて頂い
ております。ニセコ町の職員時代、仕事に行き詰ると学会で元気を貰って、日常
の糧にしたものです。特にこの学会の醍醐味は、全国から参加される研究者や職
員との交流意見交換です。分科会などの議論も重要ですが、それ以外の場での人
と人との交流が重要なのです。これによって全国にネットワークができ、そのこ
とが日常の仕事にどれほど大きなプラス効果をもたらしたことか、私の身を持っ
ての実感です。

今回、短時間でしたが、久々に自治体学会に参加し、かつての雰囲気が蘇ってき
ました。



3)政策
民主党の代表選挙が近づいています。それに伴うニュースも数多く流れていま
す。代表選挙では、我と思わん候補の方が、真正面から全力で激突すべきです。
そして、その結果が出たら挙党一致で政権運営に当たるべきです。激しく、爽や
かに代表選挙が実施されるべきだと、私は思っています。

しかし今、私には疑問に思うことがあります。それは政策が語られることが少な
いことです。もちろん代表選挙が告示されるときには、何らかの政策が提示され
るものと思いますが、私は早い時期に、候補になろうと意図する人は、政策を、
あるいは国に対する思い・考えを語るべきだと思っています。ところが現実は、
政策以前に反勢力や親勢力など、グルーピングの問題などだけが前面に出ていま
す。

もちろん政局のない政治はあり得ません。政策議論だけが重要だなどと言うつも
りは毛頭ありません。政治の世界において、政策と政局、さらに戦術、戦略は、
渾然一体としたものであるのは当然です。どっちが良いか、悪いかではありませ
ん。政局と政策は、切り離すことができないのが現実です。しかし政策のない政
局は、政治としての意味を持ちません。それでは単なる猿山のボス選びに堕して
しまいます。いや猿山のボス選びにだって、我々には理解できない、単なる数集
めではない深遠な原理があるかもしれません。

政治の場には、政治以外の手法で、解決のつかないのあまたの課題が持ち込まれ
ます。その課題は、簡単に解決のつかないものがほとんどです。仮に解決の手法
があったとしても、なぜその手法を採用するのかという判断の根拠に必ずしも明
確な合理性が無いものが多数あります。右を選んでも、左を選んでも、その判断
に明確な理由付けができないが、どうしても選ばざるを得ないというのが、本質
的に政治が扱う課題なのです。逆に言うなら、判断の根拠に明確な合理性を与え
ることができないからこそ、政治の場で解決しなければならないものだとも言え
ます。繰り返しますが、そうした課題の判断には、定性的で明確な唯一の根拠を
与えることができません。だから数多くの論争が起きます。しかもその論争は収
斂しないことが多いのです。それゆえに、数や、いわゆる権威に頼る場面が少な
くありません。つまり政局的にならざるを得ないのです。つまり本質的に政治が
扱うべき課題を議論すればするほど、政局的にならざるを得ないのは、政治の宿
命なのです。

しかしだからといって、最初に政局があって政治があるものではありません。も
ちろん数を整えてから政策に当たるという考えもありましょうが、それでは数を
整える根拠の正統性が失われます。政局発端の政治は、単なる縄張り争いに過ぎ
ません。それは、国民にとって、争いとしての面白さはあるかもしれませんが、
政治が何の問題も解決しないという点において、国民に何の幸せももたらしませ
ん。解決すべき課題、つまり政策発端の政局こそが政治なのです。政策発端の政
局でなければ、政治としての意味を持たないのです。

代表選挙まで、残された期間は短くなってきましたが、今日以降、政策をベース
にした議論が活発化することを大いに期待しています。もちろん政策議論だけが
重要なわけではありません。政局のない政策議論は、実現可能性を探らない、非
現実的な机上だけのものになってしまいます。政策議論を前提にした政局的動き
か活発化することを強く期待しています。



4)ビール風味飲料
ノンアルコールビールの人気が高いようです。

私も20年近く前、クラウスターラーという、ノンアルコールビールを愛用して
いた頃がありました。しかし、今は、その頃に比べると、国産品を含め、品揃え
が豊富で、何を選ぶか迷うような状態です。しかもカロリーゼロの商品も発売さ
れています。私は、ビールとワインが好きですが、自宅で飲むビールは、カロ
リーゼロ、ノンアルコールに変更しようかと思っています。



5)パン焼き器
小麦粉の代替えとして、米粉の活用が広がっています。そんな中、やはり出まし
た。米を投入すれば、パンができるというホームベーカリーです。この商品を見
たときに、絶対にヒットすると思ったのですが、案の定です。予想販売台数を大
幅に上回り、生産が追い付かないのだそうです。買いたくなる皆さんの気持ちが
分かる商品です。



今日は、午後半ばまで都内で仕事し、夕方から函館で経済界の皆さんらと意見交
換、勉強会をします。日程がぎっしりですが、逆にその忙しさが活力源です。

さあ今日も、しっかりと前進します。

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   2010・8・23 Seiji
Ohsaka

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