3月20日 その2037『逢坂誠二の徒然日記』
掲載日:2013.03.20
今日は、都内、明日は京都で用務のため、
昨夕、都内入りした。
今朝の都内は雲が少なく、春の光が降り注いでいる。
近所の公園では、桜が開花している。
日中は20度程度の気温になる見込みだ。
1)TPP
TPPによる、農業への影響が随分と語られている。
確かに農業への影響は極めて大きい。
だが、何度も繰り返すが、
TPPは個別産業分野だけの問題ではない。
それよりも大きな問題は、
私たちの生活や社会全般を
根底から変えかねないことだ。
その上で、
農業ばかりが問題視されるが、
水産業も大きく影響を受ける可能性がある。
当然、水産物にも関税がかかっている上に、
輸入量を制限するため品目別に設けられた
「輸入割り当てIQ制度」が
撤廃される可能性が否定できないのだ。
私の地元の主要水産物の一つ、
コンブにも大きな影響が及ぶ懸念がある。
輸入制限が無くなれば、
中国や韓国から安いコンブが入る可能性がある。
コンブの2010年の道内生産量は1万8796トン。
全国の8割以上。
このうち函館市が5094トン。
市内約2300人の漁師のうち、
8割以上がコンブ漁に携わっている。
関税は15%。
IQ枠は2960トン。
このIQ枠がなくなった場合の損失額は、
33億6千万円との試算もある。
TPPは、水産、
特にコンブへの影響が出る可能性がある。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2013・3・20 Seiji Ohsaka
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