3月29日 その2044『逢坂誠二の徒然日記』
掲載日:2013.03.29
昨朝、八雲から桧山管内に入り、
終日、今金町、せたな町を
小川勝也参議院議員と遊説した。
今朝は、今金町で朝を迎えた。
夜明け前の今金、空の雲は少なめ、
雪は降っていない。
しかし道路脇の雪山は、
まだまだ高く1メートル近くもあるだろう。
函館周辺では、春耕期の雰囲気がある。
今金周辺は、光は春になってきたが、
大地まだまだ沢山の雪に覆われている。
朝の気温はマイナス2度。
日中は、4度程度の見込みだ。
1)遊説
今週日曜日夜に函館入りした小川勝也参議院議員と、
昨日まで4日間に渡り渡島桧山管内を遊説し、
多くの皆さんと面談した。
昨年の選挙時のような批判もあったが、
それ以上に、我が党の将来を心配する声が
増えた印象を受けた。
特に、TPPに対する数多くの懸念、
自民党のTPP対応に対する批判の声が多かった。
夏の参院選挙では、
小川参議の議席を死守しなければならないとの強い声を確認でき、
今回の遊説は大きな成果があったと思う。
総選挙後、私に初めて会う方も多く、
たくさんの労い、とにかく残念との声も頂いた。
そして絶対に復活するようにと、
多くの方から強く手を握り返して貰った。
本当に有り難く思う。
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当初は、今日も遊説の予定だったが、
参院本会議のため、小川参議が上京する。
そのため予定を変更し、
今日の遊説行程は後日、再設定すこととした。
夏の参院選に向け、
全力で臨まねばならない。
2)危うさ
昨28日の北海道新聞社説に次の見出しがあった。
「安倍政権 好調の裏に潜む危うさ」
== 以下、抜粋だ ==
・
内閣支持率は高い
・
TPPの交渉参加問題などで強引な姿勢が目立ち始めた
・
経済政策は危うさと隣り合わせだ
・
金融政策への介入や、
公共事業重視の景気対策は持続性に疑問
・
上げを求めるなどのパフォーマンスの一方で
成長戦略の具体像は示していない
・
人気の高さに隠れて見えにくいが、
首相の言葉にはまやかしが多い
・
日米首脳会談の結果をもって
「聖域なき関税撤廃が前提ではないと確認できた」と主張し、
TPP交渉参加を決めた。
米国は参加国の一つにすぎず、
各国の共通理解ではない
衆院選公約に反しないと言うが、これは詭弁である
・
普天間の辺野古移設には、
嘉手納基地以南の施設返還を早めて
地元の理解を得る姿勢を見せ始めた。
普天間と切り離して先行実施するはずだった。
今になって絡めるのは筋が通らない。
・
国民が求めているのは、
言葉で取り繕う政治ではない
・
社会保障制度改革国民会議はおざなりだ
・積み残しの課題を先送りしたまま、
経済政策や震災復興で
民主党前政権を批判する態度は姑息である
・
発議要件を定めた96条の改正を主張。
憲法改正の発議は国会が行うことになっている。
99条にある公務員の憲法尊重・擁護義務を考えても、
首相として現行憲法に否定的な発言を続ける姿勢には
疑問を禁じ得ない。
== 以上、抜粋終了 ==
「アベノミクス」から「安倍のリスク」へ。
さらに国民の思いとは「あべこべ」の方向に進まぬよう、
しっかりと注視しなければならない。
3)二郎蕎麦
私の麺好き、蕎麦好きは、多くの方に知れ渡っている。
昨日の昼も、今金町の食堂でかしわ蕎麦を頂いた。
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そして夜が、圧巻だった。
いつも私を応援して下さるWさんは、大正生まれの88歳。
Wさんも、大の蕎麦好き。
自分で蕎麦を育て、蕎麦を打つ。
====
昨夜の小川勝也参議の国政報告会後の懇親会場で、
Wさんが、大量の手打ち蕎麦を茹でてくれた。
私に、腹一杯蕎麦を食べてもらいたいとの配慮だ。
自家製蕎麦粉と手打ち蕎麦は、生き物だ。
その都度出来栄えが違っているが、それがまた楽しみだ。
昨夜の蕎麦は、茹で方もあって、
短めに切れる蕎麦だったが、そのことで逆に、
蕎麦そのものの味を堪能でき、実に食べごたえがある。
心底腹一杯、ホントに大量の蕎麦を頂いた。
帰り際には、打ち立ての生蕎麦を、
これまた大量に持たせて頂いた。
今日の昼も、この蕎麦を茹でて食べたいと思う。
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Wさんの名前は「二郎」さん。
私は、心の中でこの蕎麦を
「二郎蕎麦」と呼んでいる。
Wさんの気遣いに感謝、感謝。
今日は、
朝のうちに遊説中の洗濯ものを抱えて、
函館に移動する。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2013・3・29 Seiji Ohsaka
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