5月3日 その2079『逢坂誠二の徒然日記』

掲載日:2013.05.03



都内で対応すべきことがあり、昨日、上京
した。



今の空には、雲が多い。気温は10度程度。



日中は、徐々に晴れ間が広がるようだ。



予想最高気温は18度。







1)憲法記念日

日本国憲法は、

1947(昭和22)年5月3日に施行された。



以来、今日で66年になり、今日は憲法記念日だ。



この間、私は、街宣やオープン・ミーティング、

そしてこの日記などで、

憲法について、私なりの思いを述べてきた。



こうした取り組みの中で、

多くの皆さんから日本国憲法に対する意見なども伺ってきた。



その過程で、

日本国憲法理解の前提となる、

立憲主義について、あまり理解が進んでいないことを実感した。



つまり憲法に対して、

普通の法律と似たようなイメージを持っている方が多いのだ。



これは決して良い状況ではない。



多くの方に立憲主義のことを知ってもらいたいと思う。



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国民が憲法を決める







その憲法の範囲内で、

国会議員や政府が国会に法案を提出する







唯一の立法機関である国会での法律によって、

社会のルールが決まる

(しかしこの社会のルールは、

あくまでも国民が決めた憲法の範囲に留まる。

つまり憲法が

国会議員や政府などの権力を抑制している。)



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憲法と法律はその効果、作用の向かう方向が、

違っていることをしっかりと踏まえねばならない。



法律は、主に国民に作用する。

憲法は、政府など権力に作用する。



大雑把にいえば、こんな雰囲気だ。



このことを多くの皆さんに知ってもらいたい。







2)談話

民主党の海江田代表が、

次のような憲法に対する談話を発表している。



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我が国は戦後、

「国民主権、平和主義、基本的人権の尊重」といった

憲法の定める基本原理を実践しつつ、

幾多の困難を乗り越え、

平和と繁栄を築き上げてきた。世界に誇れる成果だ。



今日、国際情勢や経済情勢が激変する中、

国のガバナンスのあり方や安全保障問題、

地球温暖化対策など、

様々な論点を巡って憲法論議が行われている。

現行憲法は不磨の大典ではなく、

足らざる点があれば補い、

改める点があれば改めるのは当然だ。



しかし、それは

「国民主権、平和主義、基本的人権の尊重」という

日本国憲法の三原則を順守し、

戦後日本人が積み上げてきた成果を

さらに発展させるものでなければならない。

その観点から、

私たちは2005年にまとめた『憲法提言』をさらに具体化していく。



今、安倍晋三首相は「戦後レジームからの脱却」を唱え、

自民党や一部の政党は、

国防軍や「軍人」規定を創設、

「公益及び公の秩序」を基本的人権の条件として

国民に責務を課し、

言論や出版などの表現の自由を制限し、

宗教活動禁止を緩和するなどの憲法改正を声高に叫んでいる。



このような憲法改正を実現する手段として検討されているのが、

改正の発議要件を下げるための96条の改正だ。

私たちは、国の最高法規である憲法改正には

広く国民の理解を得ることが要件とされるべきだと考える。

守るべきところと足らざるところの国民的な議論と合意を抜きにして、

改正のための国会議員数が足りないから

その要件を緩和するというのは本末転倒だ。



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また各党も談話を発表しているが、

与党公明党の96条に関する談話は次のとおりだ。



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憲法を改正しやすくするため

まず96条の改正要件を緩和すべきだとする

「先行改正」論は慎重に扱うべきだ。



96条が衆参両院とも

「3分の2以上の賛成で国会が発議」という

高いハードルを課しているのは、

日本国憲法が世界各国のほとんどの成文憲法と同様に

一般の法律改正よりも改正要件が厳格な

「硬性憲法」だからであり、

国家権力から国民の人権を守ることに

憲法そのものの成り立ちの意味があるとする立憲主義の立場から

妥当性があるとの認識が党内論議の大勢だ。



憲法は不磨の大典ではなく、

改正要件の「3分の2」も含め

憲法条文のどこをどう変えるのがふさわしいかの

全体観に立った論議が必要不可欠だ。



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真っ先に96条を改正すべきとする

自民党との立場の違いが鮮明だ。



また、

「 国家権力から国民の人権を守ることに

憲法そのものの成り立ちの意味があるとする立憲主義」

と述べているが、立憲主義にたいする真っ当な認識だと思う。







憲法記念日の今日、

多くの皆さんが憲法のことを考える、

重要な一日となってもらいたい。



私も今日と明日、都内で、

資料漁りや、少しの休養に充てたいと思う。



さあ今日も、しっかりと前進します。

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     2013・5・3 Seiji Ohsaka


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