5月17日 その2093『逢坂誠二の徒然日記』

掲載日:2013.05.17



昨夕から夜にかけて、

札幌市内で会合が二つあったため、

昨日午後、函館空港から

HACを利用し丘珠経由で札幌入りした。



最初の会合は、党本部のとのWEB会議だった。



函館から札幌まで陸路だと300キロ、

空路でも200キロ以上もあるが、

WEB会議のためわざわざ出向くのは、

正直なところ何とも滑稽な話だ。



長野などから、東京へ出てきて、

WEB会議に参加するのと

似たような感覚だろう。



WEB会議施設を都道府県連支部だけではなく、

全国300総支部、

つまり小選挙区ごとに設けて貰いたいのだが、

どうなることか…。







1)追い込まれる

昨日朝のNHKニュースを見て、相当な違和感を覚えた。



国の原子力規制委員会専門家会議は、

敦賀原子力発電所の断層を半年にわたって検証し

「2号機の真下を走る断層は活断層である」

という報告書を最終的に取りまとめた。



これに関し、NHKニュースは、次のように述べた。



「国の指針では、

原子炉の真下に活断層があることを認めておらず、

事業者が専門家会議の見解を覆せないかぎり

敦賀原発2号機は運転ができなくなり、

廃炉に追い込まれる可能性があります。」



私が違和感を覚えたのは、

「追い込まれる」という言葉だ。



「追い込まれる」という言葉は、

決して良い場面では使わない。



「せめたてて、ある立場に立たせる」などの意味で使われる。



たとえば「窮地に追い込む」などと使うわけだ。



「追い込む」という言葉の背景には、

強制的にさせる、強要する、

あるいは強く刺激するなどのニュアンスがある。



====



この「追い込まれる」に関してNHKは、

両者のどんな立場を想定して、

これを採用したのだろうか。



私は、

単に「廃炉となる可能性があります。」

で良かったのではないかと思う。



「追い込まれる」との表現では、

事業者と専門家会議の間に、

特別な力関係が存在するかのように見えてしまう。



確かに両者の間には、権限としての力関係は存在するだろう。



しかしその力の源泉は、

科学的な論拠以外にないはずだ。



ならばもっと、穏やかな言葉で良かったはずだ。



「追い込まれる」との表現の裏に、

原子力に対するNHKの基本姿勢が見えると感ずるのは、

考え過ぎだろうか。







2)不交付団体

昨夜、北海道新聞WEBで、

次のような記事を見つけた。



== 以下、引用 ==



総務省は16日、

税収が豊かで国からの地方交付税がなくても財政運営できる市町村の数を、
2012年度の47から3倍に増やす目標を決めた。地域活性化を支援して地方
の独自税収を増やし、歳出も抑制して今後5年程度で達成することを想定してい
る。新藤義孝総務相がこの日の経済財政諮問会議で表明した。



== 以上、引用終了 ==



何とも窮屈な、

違和感を覚える内容だ。



独自財源を増やすため地域活性化を支援するというが、

中央集権的な地域振興策が必ずしも有効ではなかったことは、

これまでの国の多くの政策が証明してはいないか。



もちろん地方の財政基盤を強化し、

自治体の責任ある自主性自律性を高めることは

極めて大切なことだ。



そのためには、

従来の「支援」という振興策を超えた取り組みが必要だ。





補完性の原理、近接性の原理を基本にして、

可能な限りの権限、財源を自治体に移譲する





他律的なトリクルダウン型経済から脱却し、

地域発の経済へ転換できるよう、

総合的な支援、取り組みに転換すること

(たとえば緑の分権改革のように)



こんな視点で、

地域振興策を考えることが大切だ。



====



この記事で、さらに気になるのは、

「歳出も抑制して」との言葉だ。



国が上から目線で、

またぞろ行革を自治体に強いると言うのだろうか。



的外れな行革の強制によって、

自治の責任と活力を奪ってきた歴史を

また繰り返すのだろうか。



なんともやり切れない。







今日は、稚内で仕事だ。



稚内行の飛行機が満席のため、

朝一番のJRで稚内へ移動する。



飛行機なら新千歳・稚内空港間は55分だが、

JRで札幌・稚内間は、何と5時間だ。



北海道は広い。



====



夜明け直後の札幌、空に雲が広がっているが、

日中は晴れの見込みだ。



今の気温は7度、日中は17度程度との予報だ。



一方、稚内は最低が3度、最高が11度と、結構な寒さだ。



気温からも、北海道の広さを感ずる。



さあ今日も、しっかりと前進します。

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     2013・5・17 Seiji Ohsaka


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