6月9日 その2116『逢坂誠二の徒然日記』

掲載日:2013.06.09



昨日は、留萌から旭川空港経由で、

都内入りした。



旭川空港離陸直後、

水を満々と湛えた水田の風景が眼下に広がる。



整然と区画された水田。



水田の間を蛇行した河川が流れる。



遥か見はるかす大雪の山々の頂きには、白く厚い雪が満載だ。



美しい、美しい、何度も叫びたくなる。



「美しい」なんて手垢のついた表現だろう。



だがしかし、私たちの国は、こんなにも美しいのだ。



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今朝は、いつものように4時30分に起床した。



都内は多少薄雲が広がるが、

青が多い夜明けを迎えた。



その色があまりに目に鮮やかで、

今朝は起床直後に、

日記を書かずに

しばらくボーっと本などを読んでいた。



今日の昼間は強い日差しが照りつけ、

夏を先取りしたような暑さになるという。



日中の予想最高気温は27度だ。







1)選挙、そして憲法

昨日午後、都内で開催された

選挙や、昨今の憲法の動きを語る会に出席した。



== 以下は、その開催案内だ ==



みんなで考え、話したい!

「憲法と改憲、そして映画の話も」     



にわかに改憲論議が盛んになっています。

なぜ安倍政権は改憲にこんなに熱心なんでしょうか。

そもそも改憲の必要性はあるのでしょうか。

いろいろな疑問が浮かびます。



「憲法」というと、日常から遠いことのように聞こえますが、

じつは私たちの生活に直結しているのが憲法です。



改憲についてみんなで考え、話したい。



そんな想いから油田カフェでの最初のトークセッションに、

ずばり改憲問題を取り上げ、

改憲問題でいろいろと発言されている

想田和弘監督をお招きしてお話を伺います。



想田監督の「選挙」の上映も予定しております。



ぜひこの機会にお見逃しなく!



== 以上、引用終了 ==



安倍政権の改憲議論、

あるいは自民党の憲法改正草案は、

近代立憲主義の精神に大きく反するものであり、

論外だと、私は感じているが、

必ずしもそのことが、多くの皆さんに共有されていない。



私は、そのことに対して大いなる危機感を持っている。



昨日のような場を数多く持つことで、

少しでも多くの方々に、

今の憲法議論の課題を共有して頂き、

虚心坦懐に憲法議論ができる環境を整えたいと思う。



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昨日のトークセッションでは、

選挙のことについても数多くの課題提起があった。



私自身、これまで6度、選挙に出馬しているし、

自分以外の選挙にも数多く係わって来た。



その経験の中で選挙について、色々と思うことがあるが、

昨日のように、日ごろあまり選挙に縁のない方から、

選挙のありようについて話を伺うと、

改めて選挙の課題が浮き彫りになって来る。



選挙を客観視する貴重な機会を頂き、感謝している。



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子どもの頃から、選挙というものには、

ある種の特別な意識を持っていた。



それは決して良い意識ではなく、

何か胡散臭くて、きわもの的な感覚だ。



できれば係わりたくないし、避けたいとの意識だ。



この意識が決定的となったとのは、

1981年に発売された

スネークマンショーのファーストアルバムだった。



スネークマンショーは、

桑原茂一、小林克也、伊武雅刀の3人。



アルバムは、

音楽とギャグがほぼ交互に出てくる内容で、

当時は実に新鮮に感じたものだし、

今聞いても、その新鮮さは失せていない。



特に流行り始めたSONYのウォークマンで、

あれを聞きながら、

一人でニヤニヤしている学生が実に多かった。



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このアルバムに、

「正義と真実」というギャグが収められている。



桑原茂一の選挙遊説車からの選挙独特の呼びかけと、

チリ紙交換車のPRアナウンスとの絡みだ。



32年前の作品だが、

選挙遊説の滑稽さを見事に表現している。



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不謹慎だとお叱りを受けるかもしれないが、

私は、選挙遊説をする際には、

いつもこの「正義と真実」のことが頭から離れない。





訴えるべきこと、

意味のあることをキチンと話しているか





こちらからの一方通行ではなく、

有権者のことを考えて話しているか





マイクを握ることで自己陶酔に陥っていないか





支援をお願いする行動が慇懃過ぎて、逆に無礼、

あるいは不遜な態度になっていないのか



などなど、考えることは実に多いのだ。



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選挙活動には、悲しい現実が実に多い。





選挙費用がかかりすぎること

(私にはできないが、

 費用を相当にかけると

 当選確度が高まるのは避け難い事実だ。)





立候補者は非日常化は多少納得できるが、

有権者も選挙が近くなると、

ある種の非日常状態に陥ることの現実





ポスター、タスキ、白い手袋など、

迷いなく選挙では常識とされるものの

真の役割は何か





本来語るべき、議論されるべき政策が、

あまり議論できない現実





日ごろからもあまり政策議論ができない日本の政治風土に加え、

選挙期間になると「お願い」一辺倒の選挙活動



ほかにも、

まだまだ選挙にまつわる悲しい現実は多い。



だがこれら全てを排すると

日本の選挙は成り立たないが故に、

悲しい現実なのだ。



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選挙は必至にならねば、

勝利することはできない。



選挙に勝つことだけが目標になると

政治が陳腐化する。



だから、

高い目的意識、強い使命感、

易きに流れない精神など、

これらを絶対に忘れてはならないない。



だが選挙に勝たなければ、

これら高邁な政治の役割を果たすことはできない。



選挙活動には、課題が多いが、

これらのせめぎ合いの中で、

一歩、一歩、あるべき姿に

近づいて行くしかないのだと思っている。







今日は有島武郎の命日だ。



1923年に亡くなって、

没後90年の節目となる。



「相互扶助」、

有島の思いは今こそ、重要なものとなる。



今日は新月…、

何も起きなければよいが。



さあ今日も、しっかりと前進します。

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     2013・6・9 Seiji Ohsaka


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