6月10日 その2117『逢坂誠二の徒然日記』

掲載日:2013.06.10



都内は、雲の多い朝を迎えた。



今日は雲が多く、スッキリしない空が続くようだ。



雨は降ってもパラつく程度とのことだが、

気温は高めで、ムシムシとした雰囲気となる。



朝の気温は既に20度、

日中は26度程度との見込みだ。







1)120周年

昨日、日本薬剤師会創立120周年記念式典が、

都内のホテルで開催され、

私も、来賓の一人として出席した。



式典には、常陸宮同妃両殿下もご臨席された。



児玉孝会長の式辞に続き、

常陸宮正仁親王からお言葉を頂き、

ついで来賓の挨拶が行われた。



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式典、及びその後の祝賀会では、

私も多くの方々と挨拶をさせて頂いた。



とくに昨今の社会保障費削減の方向や、

地方自治への中央集権的関与の強まりなどに対する、

懸念の声が多く寄せられた。



複数の方々から、

「逢坂さんに早く国会に戻って貰わないと困る」との

言葉も頂き、有り難く思った次第だ。



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来賓の挨拶で気になったことがあった。



安倍総理の挨拶では、

過日発表した成長戦略第3弾の「目玉」のはずの、

一般用医薬品のインターネット販売解禁には

全く触れることがなかったこと。



伊吹衆院議長は、

長所は短所に通ずるとの言葉を引用しつつ

インターネット販売解禁は利便性が上がるが、

安全性の確保が必要との認識を示したが、

それは田村厚生労働大臣が決めることと、

具体策に言及せずかわした。



田村厚生労働大臣は、

「ネット販売を認めるには消費者の安全確保が最重要。

 しっかりしたルールづくりを進める」と、

安全性の確保を強調したが、

具体策への言及はなかった。



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これらの挨拶を聞くと医薬品として、

国民の健康や命を守る観点よりも、

利益、儲け優先で、

今回の解禁議論が進められている雰囲気が

より鮮明になったのだと思う。



本来は、安全性の確保が先にあっての解禁議論だろう。



ところが今回は原則解禁を決めてから、

安全性をどう確保するかの議論になっている。



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また田村厚生労働大臣が、

「消費者」と発言したことには相当な違和感があった。



消費者とは、手元の国語辞典によれば、

「生産された物を使ったり食べたりする側の人」のことだが、

医薬品に関しては消費者とは、通常は言わないだろう。



医薬品の利用者には、

患者さんの概念が強く含まれ、

単なる消費者の概念とは違う。



厚生労働大臣までもが、

「消費者」と言ったのには、

相当な驚きだった。



医薬品を単なる経済取引の対象物として見ていないから、

消費者といった発言になるのだろうか。





医薬品を単なる経済取引の対象物としてしか捉えないのなら、

将来に大きな禍根を残すことになる。



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何度も繰り返し言及するが、

医薬品の販売を

経済の成長戦略の観点から議論するのは間違っている。



医薬品のあり方、販売のことは、

国民の健康や命を守る医療の観点から議論すべきなのだ。



今後の安全性確保の具体論の中で、

こうしたことがしっかりと盛り込まれるよう、

努力しなければならない。







今日は、都内でマスコミ関係者との

意見交換などが予定されている。



さあ今日も、しっかりと前進します。

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     2013・6・10 Seiji Ohsaka


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