3月7日 その1322『逢坂誠二の徒然日記』

掲載日:2011.03.07



都内は雲の多い朝を迎えています。週末も密
度の濃い日程をこなしています。


1)リチウムイオン電池
昨日の規制仕分けで、リチウムイオン電池に関する、消防上の規制について、議
論しています。

リチウムイオン電池は、パソコンや携帯電話など、私たちの身近なところで、た
くさん使われています。

ところがあまり知られていないことなのですが、この電池の電解液は水溶性のも
のではなく、非水溶性の「引火性液体」が封入されています。具体的には、炭酸
ジメチル、炭酸プロピレン等の石油混合物で、引火点40度程度と軽油と同程度
のものです。その量は、単三電池程度のサイズの場合、2ミリリットル程度で
す。

ウィキペディアには次の記述があります。

== 以下、引用 ==

一般に、他の二次電池に比べてリチウムイオン二次電池はエネルギー密度が高い
ために、本来的に危険性が高い二次電池である。エネルギー密度の高さから軽量
化が図れるために携帯機器に利用される事が多いが、こういった機器においては
小型化や利便性の為に充放電条件や衝撃保護などがスペックぎりぎりで運用され
る事も多い。さらに、リチウムイオン二次電池は、水溶性電解液を使用するニッ
ケル・カドミウム蓄電池やニッケル・水素蓄電池などと異なり、有機溶媒を使用
しているため高温で発火する危険性がある。このため、これらを見越した上でリ
チウムイオン二次電池には多重の安全対策が施されている。しかし、それでもな
お、取り扱いの悪さや製造上の欠陥により発熱・発火に至る事例が後を絶たな
い。

== 以上、引用終了 ==

リチウムイオン電池は、見掛け上は単なる電池にしか見えませんが、上記ウィキ
ペディアの記述にあるとおり注意しなければならない要素を持っています。過去
にもリチウムイオン電池が関連する大規模火災の発生事例があり、こうした事態
に備えるため消防法でいくつかの規制が設けられています。


【規制の対象】

貯蔵や取り扱いを行う施設の場合、大量のリチウムイオン電池(単三電池と同程
度の大きさの単電池に換算すると約50万本相当以上(引火性電解液は一千リッ
トルに相当))の貯蔵や取り扱いを行う者

さらにリチウムイオン電池の陸上輸送を行なう者


【規制の概要】

上記大量のリチウムイオン電池の貯蔵や取り扱いを行う施設は、火災が発生した
場合においても大規模な被害が生じないように、当該施設は耐火構造、又は不燃
材料で造る等

トラック等で陸上輸送する場合に一定のルールがあり


====

完成電池の安全性が、以前よりも向上しているから規制を緩和すべき
 → どんな点の安全性の向上か
 → その安全性の向上によって、緩和すべき規制とは何か

電池の特性に応じた安全性の水準をきめ細かに設定すべき
 → 電池の特性とは何か
 → その特性の応じた安全性とは具体的に何か

国連勧告に準ずる、安全性基準試験をクリアしたものについて、規制緩和をして
も良いのでないか
 → 国連勧告の内容、対象などの把握が不十分

電池が火災に曝された場合の対応をどう考えるか
 → 電池の内圧低下機構(安全弁)と、この論点をどう考えるか

====

以上のようなことを頭に描きつつ、仕分け議論に臨みましたが、内容は、私に
とっては残念なものでした。その思いはいずれまた書きたいと思います。

また医薬品のネット販売の緩和も厚生労働大臣に要請するようですが、これも乱
暴すぎます。

こんな仕分けをする政府には危うさを感じます。



2)東京ニセコ会
昨日、東京近在に在住するニセコ関係者が参加する、第一回「東京ニセコ会」が
都内のホテルで開催されました。

ニセコから片山町長、成瀬議長など、東京在住関係者が70人ほど参集していま
す。

私は仕分けに出席したため、遅れての参加となりましたが、多くの関係者の皆さ
んと意見交換ができ、本当に有意義な場となりました。私が町長時代に、ニセコ
高校の通っていた皆さんも参加されていましたが、東京で大いに活躍されている
様子を聞き、本当に嬉しく感じました。ニセコ高校の教育方針は間違っていな
かったことを強く感じています。

この会が、継続し、さらに発展することを祈っています。



3)地域の課題
一昨日、松前町で、鳩山前総理とともに、松前、福島、知内、木古内の各町長さ
んらか、地域課題について話を伺っています。

・幹事長室への要望時に不適切な扱いがあった
・新幹線木古内駅から各方面への道路整備が必要
・電源地域に対する交付金の扱いが不透明
・TPPによって地域経済に大きな打撃がある
・JR三島特例の継続に反対
・小規模漁港の整備制限は非現実的
・高速通信回線の整備支援
・漁業共済の引き受け条件の緩和を

以上のような要望が出されました。今後、適確に対応します。



さあ今日も、しっかりと前進します。
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   2011・3・7 Seiji
Ohsaka

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