8月14日 その2182『逢坂誠二の徒然日記』
掲載日:2013.08.14
今日も暑い日が続く。
1)違和感
こんな暑い日が続くのに、
昨年、一昨年とあれほどかまびすしく叫ばれた節電の掛け声が、
大量の蝉が死んだように、ぱたりと止んでしまった。
これはどうしたことなのだろうか。
もちろん、休んでいた火力発電所の再稼働問題など、
原子力発電の休止を補うため、
電力の確保に奔走していたのが、
一昨年だったから、
かまびすしい節電の声は理解もできる。
3年目の夏に入って、
そうした電力の確保に目途がつき、
節電の声が、
昨年、一昨年ほど不要になったのだろう。
しかしだ、電力が足りようと、足りまいと、
節電は、地球上の資源のことを思うと、
当たり前のように必要なことだ。
さらに大量に電力を発生する原子力発電所が、
ほとんど稼働していなくとも、
結果として電力量が確保できている。
私たちは、
この事実をどう受け止めるべきなのか。
3.11以降、
あれほどのエネルギーの危機を体験した日本から、
3年目の夏に、節電の声が一気に失せていることに、
何とも言えない違和感を感ずる。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2013・8・14 Seiji Ohsaka
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