9月16日 その2216『逢坂誠二の徒然日記』

掲載日:2013.09.16



台風18号が、近畿地方をはじめとして、

本州各地で猛威をふるっている。



最大の備えが必要だと、

テレビで警鐘を鳴らしている。







1)福島第一原発視察 その8

免震重要棟のある

標高35メートル地域の視察が続く。



汚染水貯留タンクの次は、

地下水バイパス揚水井の脇で、

その説明を受ける。



現在、1日当たり400トンの地下水が、

汚染エリアに流入している。



そのため汚染水を貯める千トンタンクを

2日半で一基設置しなけばならないが、

用地確保もままならず、

それを何時までも続けられない現状だ。



そこで汚染水への

緊急対策の二つ目として、

地下水バイパス計画の準備している。



敷地内に流れ込む地下水を、

建屋よりも山側でくみ上げて、

汚染前の地下水を

バイパスで海に放流する計画だ。



汚染前の地下水をくみ上げる井戸12本は、

全て設置が完了し、

今回は、そのうちの2本を視察した。



施設としては、特別なものはなく、

地上にはさほどの機器が見えているわけではなく、

説明を受けなければ、それが井戸だとは分からない。



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我々が視察したC系統井戸のある敷地からは、

1号から4号までの原子炉が山側から良く見える。



原子炉の損傷度合いも良く分かる上、

4号機使用済核燃料取り出し準備の状況も良く分かる。



4号機にはカバーがかけられて、

震災直後に比べると、

随分とスッキリした印象を受ける。



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汚染されていない地下水400トンを、

バイパスで海に放流する計画が予定通り完了すれば、

汚染水対策は、

随分と楽になるのではないかとの印象を受ける。



ところが、我々が視察しているその頃に、

新たな事実が判明した。



原子炉建屋の山側からくみ上げる地下水は、

汚染されていないはずだったのだが、

現実には、もう既に汚染されていたのだ。



12本の井戸よりも山側に設置された

汚染水貯留タンクから漏れ出た汚染水が、

地上だけに留まらず地下にまで浸透していることが、

その理由らしい。



この事実が判明し、

期待された地下水バイパス計画は、

白紙になる可能性も否定できない。



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今回の視察で、判明したことがあった。



福島第一原発の敷地は、

震災前から、

そもそも地下水の多い場所だったということだ。



視察終了後、私が確認したところ、

震災前の平時にも、

60本の井戸から、

毎日850トンの地下水をくみ上げていたという。



こうした土地が、

原子力発電所の設置場所として、

適切だったのかどうか、

疑問がわいてくる。







さあ今日も、しっかりと前進します。

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     2013・9・16Seiji Ohsaka

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