11月6日 その2267『逢坂誠二の徒然日記』

掲載日:2013.11.06



今日は加賀市で、講演の依頼があり、

加賀市への移動となる。



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昨朝の、函館市内での街宣は、

寒さが身にしみた。



函館駅前、五稜郭駅前、この二箇所では、

さほどの寒さを感じなかった。



ところが三箇所目の本町交差点では、

じわじわと寒さが身にしみて、

街宣の中盤あたりからは、

ガタガタと振るえそうなな寒さを感じた。



その影響もあって、街宣終了後の午前は、

ずっと寒さを感じつつの市内回りとなった。



さすがにコートなしの街宣は、

厳しい季節になっている。







1)執着心

最近、幾人かの方から、次のような質問を受けることがある。



「昨年の総選挙以降、

逢坂さんは、再度、国政への復帰を目指して活動しているが、

政治家の職にそんなに固執する必要があるの?

政治家でなくとも

逢坂さんの目的を果たす道はあるんじゃないのか?」



こんなニュアンスの質問だ。



政治家になることだけが目的の政治家に対して、

私は、政治家である資格がないと思っている。



政治家とは、実現すべきこと、やるべき何かがあって、

そのために政治家になる、これが当たり前の姿だと思っている。



実現すべきこと、やるべきこともないのに、

単に政治家になりたいというのは邪道だと私は思っている。



町長時代から、多くの政治家を見て、

やりたいこと、やるべきこともないのに、

その座に固執する政治家を数多く見てきた。



そんなとき私は、本当に嫌な気持ちになったものだ。



しかしその私の思いは、ある時から変化している。



目的のない政治家だダメだが、

政治家の座に対して、

執着心のない政治家もダメだということだ。



政治が取り組むべき課題は、

簡単なものばかりではないし、

単純に理論や理屈で説明のつくことばかりではない。



逆に、どんな判断をしようとも、

合理的な説明がつかず、

批判ばかりうけるような案件が多い。



これが政治の場の現実だ。



合理的な説明がつかず、

利害損得に絡む案件だからこそ、

政治の課題となっているともいえる。



こんな中で、あまりにも政治権力に対して清廉潔白過ぎると、

この不合理な政治の現実に耐えきれずに、

政治家の座から離れてしまう傾向が強い。



清廉潔白さや論理性は、

政治家にとって極めて大事なことではあるが、

その傾向が強過ぎると、

政治の現実を受け入れることができずに、

政治の場の非論理的な現実に耐えられないのだ。



一方で、

目的意思もなく、権力欲だけが強く、

論理的にものを考えられない政治家は

社会の害であり、存在意義がない。



しかしだ、

この権力欲がなければ政治家を務められないのが現実だ。



こんな観点から、

私は、民主党という党が結成されたときに、

権力欲の少なさに、危うさを感じていた。



民主党には、目的意識の強い仲間が多いと感じている。



しかし、あまりにも権力欲が少なく、

論理的にものを考えるがゆえに、

政治の場に留まる胆力が弱い。



結果的に、自分の目的を合理的に果たすために

他の場に移る傾向が強い。



昨年の衆院選挙以降、

多くの仲間が政治の場以外で、

自分の目的を果たす選択をしたという。



私は、この判断は合理性のあるものだと思うし、

批判するつもりはない。



しかし、政治の場で、

ある一定の思いを実現しようと思ったら、

単なる目的意識や、理論、理屈、合理性ばかりでは

うまく立ち行かない。



政治という魑魅魍魎の棲む世界に立ち向かう胆力、執着心、

固執する心がなければ政治の場では通用しないのだ。



どちらかといえば、

市民が主役とか、民主的な判断でとか、

リベラルなどという政治家にこの粘りが欠けている印象がある。



逆に保守などといわれる政治家に、

得体のしれない粘りと権力欲が強そうな雰囲気を感ずる。



政治家には、

明確な目的意識や論理性や合理性が必要であり、

そんなものを持ち合わせない権力欲だけの政治は不要だ。



しかし権力欲、粘り、執着心のない政治家は、

政治の場では行き詰って駆逐されることが多い。



政治という場の

なんでもありのハチャメチャな現状を思う時、

政治家には、この両面が必要なのだ。



私たち民主党には、権力欲、粘り、執着心が欠如している。



固執することのない政治は、政治たりえない。



これがまぎれもない現実だ。



だからこそ私は、私の思いを実現するために、

政治の座に固執しているのだ。







さあ今日も、しっかりと前進します。

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     2013・11・6 Seiji Ohsaka

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