11月7日 その2268『逢坂誠二の徒然日記』

掲載日:2013.11.07



昨日、加賀市で講演を行ったため、

今日は加賀市での朝を迎えた。



空は暗く天候は良く分からないが、

雨は降っておらず、

空には多少雲があるようだ。



今の気温は14度程度で、

暖かさを感ずる。







1)市民の勉強会

昨日の加賀市の勉強会は、

驚きの連続だった。



お招き頂いた勉強会は、

市民が自発的に民主主義などを勉強しようとして

発足したものだ。



二月に1度程度勉強会を開き、

昨夜で15回目程度だという。



しかも経費は、

自分たちが会費を出し合って賄っているようだ。



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昨日の講演のテーマは、市民の政治参加。



正直なところ決して面白い話ではないが、

90分以上に渡り、

熱心に皆さんが話を聞いて下さった。



特に質疑も活発で、

質疑のために無理をした質疑のための質疑ではなく、

自分や地域の現実に則した、真摯な質疑ばかりで、

そのレベルの高さに舌を巻いた。



私からは、自治の話や

情報は自治や民主主義の原動力であることなどを

話させて頂いた。



改めて思うがこんな話は、

決して笑いを誘うような、

あるいはワクワクするような

躍動感のある面白い話ではない。



それにも係わらず、多様な職業の皆さんが、

居眠りもせず聞いて下さった。



会を主宰している、

高野代表や大幸元加賀市長ら関係者の皆さんの努力に

心から敬意を表すると同時に、

親切な対応に感謝したい。



また隣県富山の本川氷見市長さんも、

わざわざ駆けつけて下さった。



熱心にメモをとり、さまざまな質問を頂いたが、

その姿にも感銘を受けた。



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20数年ぶりに訪れた

片山津温泉の衰退ぶりを見て愕然とした。



片山津温泉は色々な意味で

華やかさを誇った温泉場だった。



ところが今は往時の輝きは感じられない。



加賀の自治の歴史には、

外部のものが伺い知ることのできない

様々な課題があるようだ。



しかしそんな中で、

あのように熱心に勉強する市民がいるとは、

日本の自治も、捨てたものではない。



そのことを強く感じ、心地よく床に就いた。







3)中谷宇吉郎さん

昨日、小松空港到着後、

講演まで多少の時間があった。



その時間を利用して、

出迎えてくれた大幸元市長さんが、

「中谷宇吉郎 雪の科学館」に連れて行って下さった。



中谷宇吉郎さんは言わずと知れた、

雪氷に関する世界的科学者で、

1936年には世界で初めて

人工雪をつくることに成功している。



エッセイ等も数多く残している。



「雪は天から送られた手紙である」



これは中谷さんの有名な言葉だ。



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中谷さんは、

戦前、ニセコアンヌプリの山頂に

ゼロ戦の機体を設置して、

航空機への着氷実験などを行っている。



この実験には、

ニセコ町の多くの皆さんも係わっている。



ゼロ戦や物資を運ぶ作業を手伝い、

心得のある方は実験の助手も務めた。



私たちは小学生の頃から、

繰り返しこの話を聞かされている。



中谷さんは、ニセコ出身者にとって、

実に特別な存在なのだ。



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昨日は、その中谷さんの科学館を訪問でき

感激の連続だった。



中谷さんの業績が紹介され、

雪や氷に関するいくつかの実験もできる。



もちろんニセコ山頂の実験を紹介する写真もあった。



ほかにも興味深い資料がたくさん展示され、

丁寧に全てを見るには一時間や二時間では全く不足だ。



次回は、是非、十分な時間を確保して訪問したいと思う。



案内をして下さった神田館長さんの

様々な配慮に心から感謝している。







3)偽装

ホテルレストラン、

有名デパートの食材などの偽装、

クロネコや郵パックのクール便の偽装など、

日本国内の様々な偽装が、連日、数多く報道されている。



うんざりするような現実であり、

日本社会の脇の甘さ、

サービスに対する意識の低さが露呈した格好だ。



これらに偽装の裏に何があるのか…、

個別の偽装をあげつらって指弾するのではなく、

社会全体の問題として大きな目線で対応すべきと思う。







今朝は、小松空港から早朝便に乗って、

羽田経由で札幌に入る。



札幌では、午後一番で会議。



その後、帰函し、夜は函館で会合がある。



立冬の今日、

北海道は悪天候のようだが、

密度の濃い一日となる。



さあ今日も、しっかりと前進します。

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     2013・11・7 Seiji Ohsaka

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