11月8日 その2269『逢坂誠二の徒然日記』

掲載日:2013.11.08



函館の夜明け前、空全体に雲が広がってい
る。



朝の気温は4度。



日中も10度までしか上がらない予想だ。



北海道は冬型の天候で、

道東、道北地方では、雪になるかもしれない。



いよいよ、冬の足音が大きくなってきた。







1)政権の正体

安倍総理は、

アジアの国々に対し、随分と高飛車な姿勢で、

特に韓国、中国とは、

外交関係が改善しない状態が続いている。



日本国内でも、靖国や教育など多方面に渡って、

いわゆる右寄りな発言、政策が目立つ。



一方、TPPなどでは、国家主権を毀損するような、

右寄りの政治家とは思われないような行動をしている。



右寄りの政治家としては一貫性のない、

何とも不可思議なことだと思っている。



こんな中で、

以前から注目していたジャーナリストの斎藤貴男さんの

『安倍改憲政権の招待』(岩波ブックレット)を読んだ。



実に分かり易く、

安倍政権の目指す方向などについて言及している。



安倍総理は、

戦後レジームからの脱却と公言しているが、

安倍総理の戦後レジームとは、

「戦争を否定する日本国憲法のことのみを指す」と、

斎藤氏は指摘する。



さらに安倍総理が突き進もうとしている日本の将来像に関して、

斎藤氏は次のように推察する。



「アメリカの属国であり、かつ大国らしく振る舞うことのできる”衛星プチ(ポ
チ?)帝国”。戦争を否定せず、アメリカの世界戦略の補完機能を積極的に務め
ることによって、さらに可愛がって頂ける国」



これが安倍総理が目指す日本の姿だと斎藤氏は指摘する。



こう理解すれば、安倍総理の様々な政策が整合性のとれたものに見えてくる。



斎藤氏の論調は、煽り口調ではなく冷静だ。



しかし正鵠を射ている。



この本はブックレットであり、

ページ数も少ないが、内容は充実している。



是非、多くの皆さんにお読み頂きたい。







2)農政

日本の農政がまた大きく変わろうとしている。



しかも地域の現実とは乖離した非現実的な方向に。



安倍政権の農業に対する基本的スタンスは、

競争であり、大規模化だ。



通常の企業論理と似た発想だ。



しかし農業は競争の原理だけでは絶対に成り立ちえない。



それは何故か?



土地条件、気象条件、歴史、文化、地域のありよう、

これらに立脚しているのが農業の現実だからだ。



この現実を無視して、

短兵急に企業化を進めると地域は崩壊するに違いない。



大規模化すれば競争力が高まると言うが、本当にそうだろうか。



競争力はとは、何に対する競争力なのか。



アメリカやオーストラリアの農業に対する競争力だとすれば、

それはどんなに規模拡大をしても追いつけるものではない。



また競争力の高い農業は、

消費者の皆さんが望む農産物を

必ずしも生産できないことも知るべきだ。



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減反政策を見直すことも発表された。



農業者の声を聞いた形跡は見られない。



あまりにも急激な政策の変更であり、

来年の営農計画の樹立が難しい農家も多い。



農業を知っていると言われた自民党だが、

残念ながら、それは過去のことになっている。







今日も朝の街宣を実施予定だ。



さあ今日も、しっかりと前進します。

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     2013・11・8 Seiji Ohsaka

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