11月19日 その2280『逢坂誠二の徒然日記』
掲載日:2013.11.19
夜明け前の函館は、曇りの朝だ。
路面は濡れているが、凍ってはいない。
今の気温は4度、日中は9程度。
曇り時々雨の予報だ。
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昨日、帰函した。
帰函後、早速、事務所で打ち合わせを行い、
今後の日程等を確認している。
気が付いてい見ると、
今月、先月と2度の訪独で頂いた資料は、
何と小型のトランク一杯ぶんにもなっていた。
これから、
これらの資料を読み解かねばならないのだが、
さて何処から手を付けるべきか…。
1)特定秘密保護法案
特定秘密保護法案が、
修正採決されそうな雰囲気になっている。
とんでもないことだ。
現在、与党から出されている修正案は、
いくつのかの報道にもあるとおり、
何の意味もない修正だ。
多くの現職国会議員に対して、採決しないよう、
廃案にすべきと訴え続けねばならい。
2)長い道のり
福島第一原発4号機の
使用済み核燃料プールから核燃料の取り出しが始まった。
報道されているとおり、
確かに廃炉に向けた第一歩であるには違いないが、
廃炉には、今後、30〜40年もの年月を要すると言う。
4号機プールに保管されている核燃料は1533体
(使用済み1331体、未使用202体)。
しかも使用済み核燃料プール建屋が傾いていることを除けば、
4号機の状態は、他の原子炉に比較して、悪くないほうだ。
条件の良い4号機でも、この移送だけで1年以上かかる。
1〜3号機の廃炉については、全く手付かずの状態。
たぶんこちらの廃炉は、40年では済まないのだと思う。
私の生きているうちに、廃炉完了の日を迎えることはない。
確かに一歩であるには違いないが、
気の遠くなるような長い作業の始まりだ。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2013・11・19 Seiji Ohsaka
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