12月9日 その2300『逢坂誠二の徒然日記』

掲載日:2013.12.09

今日は新聞休刊日。



こんな中、昨8日の新聞各紙も、

特定秘密保護法のことを

多くの紙面を割いて報道していた。



その多くが、

政府与党の横暴ぶりを批判するものであり、

法律の問題を指摘するものだった。



1)今後に向けて

法律が成立した今、これから何をすべきなのか?



当然、法の廃止を目指すべきであろう。



しかしこれは、簡単なことではないが、

どうしても目指さねばならないことだ。



一方で、日本の情報に対する法的基盤、制度、

施設、運用などを強化するため、

大局的な議論を開始しなければならない。





日本の情報の現状や課題を探る





行政の諸活動をどう記録するか





何が公文書で何が公文書ではないかを改めて検討しなおす



これらの検討をする中で、

改めて、情報公開法、公文書管理法の改正が必要だ。



しかもこの作業は急ぐ。



天下の悪法「特定秘密保護法」の施行前に完了し、

悪法の施行に対して、

国民の皆さんが少しでも対抗できる体制を確立せねばならない。







2)ドイツ訪問

ドイツ政府招聘によるドイツ訪問の概要をまとめる作業をしているが、

なかなか簡単なことではない。



とりあずの柱書をもとにして、

今後、それを発展進化させねばならない。



====



1. ドイツのこれまでの動き



1980年代:エネルギーシフト議論あり(関心高まらず)



1986年以降:原発への懸念、反対の声が強まる



1990年;固定価格買い取り制度導入(電力供給法)(2001年再生可能エネル
ギー法、2004年EEG法改正、3段階を経て発達)



1998年:SPDと緑の党連立政権



2000年:2022年までに17基全ての原発の停止



2010年:原発利用期間を延長



2011年:2022年までに17基全ての原発を停止





2. 政府、与野党の動向



Ø

原発ゼロ決定の引き金はフクシマ



Ø

技術、倫理委員会のいずれもが原子力ゼロは可能との結論



Ø

それに加え民意が後押し



Ø

9月総選挙では、原子力は争点にならず



Ø

今後、原発ゼロが覆る可能性はゼロ(「政治的に困難であり、不可能なこと」と
強く否定(アデナウアー財団))





3. 州政府の対応



Ø

連邦政府の決定に従って州ごとに独自計画を立ててエネルギーシフトに取り組む



Ø

バーデン・ヴュルテンベルク州の原子力依存度は50%程度



Ø

2050年に、「50 80 90」目標

Ø エネルギー使用を50%に削減

Ø 再生可能エネルギー比率を80%にする

Ø 排出ガスを90%削減



Ø

50年間保守政権(CDU)が続いた州政治が、2011年選挙でSPDと緑の党の連
立政権誕生(「フクシマがなければ…」(CDU議員))





4. 小規模自治体の対応



Ø

ザンクト・ペーター村(バーデン・ヴュルテンベルク州黒い森)人口2,550




Ø

エネルギーを地域の手で、輸入に頼らない、価格の安定、地域振興などを目的に
200人の会員で組合発足(1,500€/名、合計30万€)



Ø

160戸に熱供給、電力は自然エネルギーで100%賄っている





5. 電力事業者の動向



Ø

エネルギー・水道事業連合会(日本の電事連的存在)



Ø

フクシマ後、ひと月で政府に原発ゼロを提言



Ø

「エネルギーシフトは東西ドイツ統一後、最大の取り組み」



Ø

EnBW(ドイツ4大電力会社の一つ)もエネルギーシフト推進





6. シンクタンクの動向



Ø

フラウンホーファー研究機構太陽エネルギーシステム研究所(太陽光などエネル
ギーシフトに関する多方面の研究を行う→効率の良い太陽光パネルなど )



Ø

エネルギーシフト懇話会(エネルギー変動への対応、電力市場のあり方など)





7. 民間企業の動向



Ø

リッター社(有名チョコレート企業):使用電力の大半が再生可能エネルギー発




Ø

気候変動2度財団(DB、プーマ、EnBWなど)



8. ドイツの今後の課題



Ø

柔軟な電力供給システムの確立(季節と時間による変動幅の大きい再生可能エネ
ルギーを柔軟に補える発電を備える)



Ø

蓄電技術の開発(蓄電池、水素電池、水素からメタン生成(効率60%程
度)…)



Ø

需要者側のマネージメント(発電量の多い時間帯に電力消費する)



Ø

再生可能エネルギーを前提とした仕組みの準備(FITの進化、電力市場改革な
ど)



Ø

送電網整備やスマートグリット開発



Ø

(立地自治体への交付金や特別な補助金はない)





9. その他



Ø

ドイツは、電力の輸出国



Ø

送電ネットワークのメリットとデメリット







さあ今日も、しっかりと前進します。

=============

        2013・12・9

=============


マグマグの送信登録・解除はこちらです。

http://www.ohsaka.jp/magazin/




今日は新聞休刊日。



こんな中、昨8日の新聞各紙も、

特定秘密保護法のことを

多くの紙面を割いて報道していた。



その多くが、

政府与党の横暴ぶりを批判するものであり、

法律の問題を指摘するものだった。



1)今後に向けて

法律が成立した今、これから何をすべきなのか?



当然、法の廃止を目指すべきであろう。



しかしこれは、簡単なことではないが、

どうしても目指さねばならないことだ。



一方で、日本の情報に対する法的基盤、制度、

施設、運用などを強化するため、

大局的な議論を開始しなければならない。





日本の情報の現状や課題を探る





行政の諸活動をどう記録するか





何が公文書で何が公文書ではないかを改めて検討しなおす



これらの検討をする中で、

改めて、情報公開法、公文書管理法の改正が必要だ。



しかもこの作業は急ぐ。



天下の悪法「特定秘密保護法」の施行前に完了し、

悪法の施行に対して、

国民の皆さんが少しでも対抗できる体制を確立せねばならない。







2)ドイツ訪問

ドイツ政府招聘によるドイツ訪問の概要をまとめる作業をしているが、

なかなか簡単なことではない。



とりあずの柱書をもとにして、

今後、それを発展進化させねばならない。



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1. ドイツのこれまでの動き



1980年代:エネルギーシフト議論あり(関心高まらず)



1986年以降:原発への懸念、反対の声が強まる



1990年;固定価格買い取り制度導入(電力供給法)(2001年再生可能エネル
ギー法、2004年EEG法改正、3段階を経て発達)



1998年:SPDと緑の党連立政権



2000年:2022年までに17基全ての原発の停止



2010年:原発利用期間を延長



2011年:2022年までに17基全ての原発を停止





2. 政府、与野党の動向



Ø

原発ゼロ決定の引き金はフクシマ



Ø

技術、倫理委員会のいずれもが原子力ゼロは可能との結論



Ø

それに加え民意が後押し



Ø

9月総選挙では、原子力は争点にならず



Ø

今後、原発ゼロが覆る可能性はゼロ(「政治的に困難であり、不可能なこと」と
強く否定(アデナウアー財団))





3. 州政府の対応



Ø

連邦政府の決定に従って州ごとに独自計画を立ててエネルギーシフトに取り組む



Ø

バーデン・ヴュルテンベルク州の原子力依存度は50%程度



Ø

2050年に、「50 80 90」目標

Ø エネルギー使用を50%に削減

Ø 再生可能エネルギー比率を80%にする

Ø 排出ガスを90%削減



Ø

50年間保守政権(CDU)が続いた州政治が、2011年選挙でSPDと緑の党の連
立政権誕生(「フクシマがなければ…」(CDU議員))





4. 小規模自治体の対応



Ø

ザンクト・ペーター村(バーデン・ヴュルテンベルク州黒い森)人口2,550




Ø

エネルギーを地域の手で、輸入に頼らない、価格の安定、地域振興などを目的に
200人の会員で組合発足(1,500€/名、合計30万€)



Ø

160戸に熱供給、電力は自然エネルギーで100%賄っている





5. 電力事業者の動向



Ø

エネルギー・水道事業連合会(日本の電事連的存在)



Ø

フクシマ後、ひと月で政府に原発ゼロを提言



Ø

「エネルギーシフトは東西ドイツ統一後、最大の取り組み」



Ø

EnBW(ドイツ4大電力会社の一つ)もエネルギーシフト推進





6. シンクタンクの動向



Ø

フラウンホーファー研究機構太陽エネルギーシステム研究所(太陽光などエネル
ギーシフトに関する多方面の研究を行う→効率の良い太陽光パネルなど )



Ø

エネルギーシフト懇話会(エネルギー変動への対応、電力市場のあり方など)





7. 民間企業の動向



Ø

リッター社(有名チョコレート企業):使用電力の大半が再生可能エネルギー発




Ø

気候変動2度財団(DB、プーマ、EnBWなど)



8. ドイツの今後の課題



Ø

柔軟な電力供給システムの確立(季節と時間による変動幅の大きい再生可能エネ
ルギーを柔軟に補える発電を備える)



Ø

蓄電技術の開発(蓄電池、水素電池、水素からメタン生成(効率60%程
度)…)



Ø

需要者側のマネージメント(発電量の多い時間帯に電力消費する)



Ø

再生可能エネルギーを前提とした仕組みの準備(FITの進化、電力市場改革な
ど)



Ø

送電網整備やスマートグリット開発



Ø

(立地自治体への交付金や特別な補助金はない)





9. その他



Ø

ドイツは、電力の輸出国



Ø

送電ネットワークのメリットとデメリット







さあ今日も、しっかりと前進します。

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        2013・12・9

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