12月11日 その2302『逢坂誠二の徒然日記』
掲載日:2013.12.11
昨夜、札幌で会合があったため、
今日は札幌での朝だ。
雨が降っている。
昨年のこの時期と比較すると、
冬の到来は遅い。
1)昨日、八雲町で農民連盟の皆さんが主催する、
TPPに関する勉強会に出席した。
昨年の総選挙以降、
農業をはじめ一次産業、基本的人権の問題、
医療、福祉、教育など、さまざまな分野の状況が、
国民の皆様に十分な説明もないままに、
たった一年で一変したことなどを話させて頂いた。
特に新政権の農業政策が、
地域や個別の農家を守る方向にはない、
その可能性が高いことを説明すると、
参加された多くの皆さんが頷いておられた。
TPPに関しては、
徳永エリ参議院議員から詳細報告があったが、
これにも多くの皆さんが、なるほどと頷いておられた。
TPPは、単なる貿易問題ではなく、
国家のかたちを根底から変化させる大問題であることが、
多少なりとも理解されたのでないかと思う。
質疑の中で、
TPPは国会での批准が要件なのだから、
国会議員がもっと国会議員を説得すべきといった発言があった。
まったくその通りなのだが、
国会議員を説得する鍵、力になるのが国民の声だ。
国民の多くの声があってはじめて、
TPPを推進する議員の思いを
翻意させることができるのだ。
したがって様々な形で、
国民の皆様が声を上げ続けることが重要だ。
TPPの年内合意は見送られたようだが、
これまでに合意したことも国民には全く知らされず、
こんな理不尽な交渉に改めて強い違和感を感ずる。
2)原子力
一昨夜、函館で菅元総理が、
原子力ゼロを目指して、力強い決意を語った。
国民の多くが原子力ゼロを望み、
幾人かの元総理をゼロを主張し始めている。
この流れをなんとか具体のものとしなければならない。
一方で現政権は、
原子力への回帰を明確にし、
政権と国民の意思の捻じれは明確だ。
昨夜、札幌市で
エネルギーシフトに関する会合があった。
その場でも、小さくてもよいから
具体的な取り組みの重要性が話し合われている。
具体的なこと…、
そのことにしばらく思いを巡らせてみたい。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2013・12・11
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