12月21日 その2312『逢坂誠二の徒然日記』

掲載日:2013.12.21



函館は、雲があるが静かな朝を迎えた。



12月も下旬に入ったが、

昨年師走の厳しい天候に比較すれば、

今年は比較的穏やかだ。



今朝の気温も零度程度までしか下がっていない。







1)来年度予算案

2014年度予算案の全容が固った。



一般会計総額は95兆9千億円。



当初予算ベースで過去最大だ。



歳出は、

社会保障などの政策に充てる経費が72.6兆円。



借金返済などに充てる国債費が23.3兆円だ。



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歳入は、税収を50.0兆円と見積もる。

(うち消費税の増収分は4.5兆円。)



借金である新規国債発行額が41.3兆円。



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この結果、

政策的経費が税収などで

どの程度賄えているかを示す基礎的財政収支は、

赤字が18.0兆円となる。



今年度当初の赤字23.2兆円から

5.2兆円改善するが、

その大半が消費増税による財源増だ。



正直なところ、消費増税にあれほど苦労し、

辛酸を嘗めた我々としては、何とも複雑な思いだ。



主な歳出は、

社会保障費が30.5兆円(今年度当初29.1兆円)、

公共事業費が6.0兆円(同5.3兆円)、

防衛費が4.9兆円(同4.8兆円)などだ。



一千兆円となる長期債務解消の目途は、

全く見えていないのが現状だし、

我々も厳しく批判された国債発行額も

相変わらず高止まりになっている。



こうした予算案を、

マスコミや識者などはどう評価するのか、

気がかりではある。







2)北見

昨日、自治労の皆さんの依頼で、

北見市職員を対象に講演を行った。



政治の情勢や政策、

さらには地方議員や

政治の役割などについて話す予定だったが、

若手も多いため、

公務員の役割などに力点を移して話をした。



どの程度、皆さんのお役に立てたのか、

少々不安の残る講演となった。



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終了後、北見市の状況について、

幾人かの方と意見交換をした。



医療、福祉、商業集積、高等教育、一次産業など、

北見地方は実に恵まれていることがよく理解できた。



しかしここ20年あまり、

市庁舎問題でいつも市政が難しい局面になっている。



この市庁舎問題を解決すれば、

北見市を覆っている暗雲が、

一気に北見晴れになるような印象を受けた。



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北見市は、周辺の小規模自治体と合併したが、

両方の業務を体験した職員から、

小規模自治体の意義、良さなどについて、

極めて説得力のある話を聞いた。



まさに我が意を得たりの内容だったが、

あの感覚、感性を大切にして、

頑張ってほしいものだ。



お世話になった皆さんに、心から感謝している。







3)間違っている

安倍総理は、

どこまで個々人の国民を冷遇すれば気が済むのだろうか。



私には理解できない。



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雇用が不安定な派遣労働者をさらに増やすというのだ。



厚生労働省は派遣労働に関する現行の規制を緩和し、

派遣期間の制限を撤廃する見直し案をまとめた。



来年の通常国会に

労働者派遣法改正案を提出する方針だという。



働く皆さんにとっても使用者側にとっても、

一部職種では派遣という形態が、

都合の良い場合もあるだろう。



しかし大半の場面で、

派遣労働者は正社員に比べ人件費が安い。



規制を緩和すれば、

正社員から派遣労働者への置き換えに拍車がかかる。



労働者の皆さんが、

今以上に劣悪な環境を強いられる可能性が高い。



このような改正にエネルギーを注ぐのではなく、

現行労働環境の問題点を総合的に洗い出して、

その改善にこそ、全力で取り組むべきだろう。







今日も、しっかりと前進します。

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        2013・12・21

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