2月7日 その2360『逢坂誠二の徒然日記』
掲載日:2014.02.07
今日は、ちょっと遅めの始動。
昨日、都内で用務があったが、
今日、帰函し、夜は北斗市での新春の集いだ。
1)法制局
これまでの憲法解釈を変更させて、
集団的自衛権の行使容認に前向きだとされる
小松一郎・内閣法制局長官が
入院中のため国会で答弁ができない。
そのため昨日は、
横畠裕介次長が
今国会で初めて参院予算委員会で答弁した。
横畠次長対し、
集団的自衛権行使に関する
現行解釈の確認を求める質問があった。
ところが横畠氏は、
その質問に対し
「現時点では意見は差し控える」
と3度にわたって繰り返した。
横畠氏は1999年以降、内閣法制局に勤務。
小泉政権当時の2005年の国会で
「憲法上の問題を生じうるのではないか」
と答弁し、
集団的自衛権は行使できないとする
現行解釈に沿う見解を示していた。
それにもかかわらず、
社民党の福島瑞穂前党首が現行解釈の確認を求めたが、
「意見を差し控える」と3度にわたって繰り返したのだ。
その後、質疑が中断。
再開後にやっと
「政府としては、行使は許されないと解してきた」
と答弁した。
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総理が変われば、それとともに憲法解釈も変わる。
総理の顔色を見て、法制局が答弁を調整する。
こんな姿を見ていると、
日本は法治国家ではなく、
人治国家になってしまう。
こんなバカなことを避けねばならない。
2)細川さん
昨日、知事選挙最中の都内にいたが、
知事選挙をやっているとの雰囲気に遭遇する場面はなかった。
確かにポスター掲示場があり、
数人のポスターが貼ってある。
それを見る限り、
選挙期間中であることは分かる。
だが遊説車や、街頭演説に遭遇することもなく、
ちょっと肩すかしの雰囲気だった。
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もちろん、今回の選挙は極めて大事だ。
東京の将来だけではなく、
日本の将来を左右する重要な選挙だ。
有権者の皆さんには選挙に行って、
確実に一票を投じて頂きたい。
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今回の選挙は、
原発を争点にするのはおかしいとの指摘がある。
私はそうは思わない。
原発のあり方を考えることは、
国民、都民の生活ありかた全体に影響を及ぼす。
都内に原発がない。
原発は国政の問題。
だから都知事選挙で、
その是非が争点になるはおかしいという方がいる。
それは違う。
原発推進の是非によって、
都民生活のあり方が大きく変わることになる。
私は、今後の日本の目指す方向は、
脱原発社会の実現であり、
それに沿った新たな社会の姿を
構築する必要があると考えている。
その意思を明確に持った方に知事になって頂きたい。
特に総理経験者が、
これまでの原発推進のあり方を反省し、
政策を転換した意味は大きい。
さまざまなことを含め、
細川さんに知事になって頂きたいと思う。
TEAM細川HP
http://hosokawa-morihiro.jp/
今日も、しっかりと前進します。
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2014・2・7
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