10月7日 その2602『逢坂誠二の徒然日記』(4297)

掲載日:2014.10.07



台風18号が猛威をふるった。



最近の自然災害は、激烈だ。



こんなに激しい被害が頻発するのは、

従来の感覚を遥かに上回る。



地球が温暖化する際には、

天候変化の振幅が大きいとのテレビ番組を

相当前に見たことがある。



それを認めざるを得ない昨今の状況だ。



とにかく最大限の備えをしなければならない。



自治体も、避難勧告や避難指示を発した場合に、

住民の皆さんが、どのような行動を取るべきか、

その具体的な行動想定を樹立する必要がある。







1)生活困窮

昨朝、函館駅前での街宣中に、

以前から私と話したかったという、

一人のご婦人の意見を聞いた。



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最近、生活のコストが高くなり、

大変な思いをしている。



膝の痛み治療のため、

郊外の病院に函館駅から

定期的に通院している。



往復400円の電車賃を浮かせるために

自宅から函館駅までは40分かけて歩く。



その400円を一日のおかず代に充てる。



これほどまで節約、苦労している国民がいることを、

安倍総理は知っているのだろうか。



こんな状態になっている国民の生活を守れずに

国際貢献や集団的自衛権などと、

海外で格好の良いことを言っているのは腹立たしい。



安倍さんは、金持ちだから、

こんな暮らしは理解できないだろう。



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こんな話を聞かせて頂いた。



「だから地方の生活を知り、

地方で苦労した人に、政治家になってもらいたい。」



ご婦人は、私の手を何度も握って、

目に涙を浮かべながら訴える。



私も、思わず目頭が熱くなる。



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安倍政権の経済政策が、

あたかも上手く行っているかのように喧伝されるが、

このご婦人の話が現実なのだと思う。



日銀による国の借金の買い上げ、

歳入不足の中での多額の財政出動、

利益追求だけを念頭においた規制緩和…

これらが安倍政権の経済対策だと認識しているが、

これをやり続けると、

昨朝のご婦人のような思いをする人が、

さらに増える可能性が高い。



これらの経済対策の陰には、

株価暴落、さらなる円安、金利上昇、

これらの危機が常に見え隠れしている。



実に危うい雰囲気だ。



確かに大企業の皆さんは、

安倍政権を歓迎しているようだが、

苦しみにあえぐ国民のことに思いを致すことができる、

最後の砦は政治しかない。







2)病院

昨朝のご婦人はもう一つ重要な示唆を与えてくれた。



「膝の痛みの治療で郊外の病院に通っている。」



ご婦人が住んでいるのは、函館市内の中心部だ。



周囲には医療機関も多いはずだ。



ふっとした疑問が湧く。



「近くの大きい病院は、

 私のような患者を診てくれないの。」



ご婦人は、こんなことをポツリ。



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函館は、医療サービスの総量は多いと思う。



しかし、医療サービスを必要とされる方々の住まいと

医療サービスが存在する場所のミスマッチがあるのだろう。



もちろん移動手段を容易に確保できる方々には、

この不便は少ない。



しかし、いわゆる交通弱者の方に、このミスマッチは深刻だ。



ここに函館の一つの盲点がある感じがする。



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蛇足だが、私は現在、自家用車を持ってはいない。



以前は、手を伸ばせばそこに自家用車があり、

移動には、24時間、何のストレスも感じなかった。



現在、個人的なことの多くは、

歩くか、電車、バス、タクシーで対応する。



そして時にはレンタカーを借りる。



だから個人的に、函館市内や近郊などで、

行きたいと思うところがあっても

簡単には、行くことができない。



例えばバス路線から遠い蔦屋書店などは、その典型だ。



仕事のついでや合間に、

事務所の車で回ってもらうことはあるが、

自家用車を保有しているときと違って、

好きなときに行って、

好きな時間だけ滞在することはできない。



こんな自分のことを思うと、

昨朝のご婦人のように公共交通機関を利用して

自宅から遠い医療機関に通院するご苦労は大変なものだ。



もちろんこうしたことを、

頭で理解している方は多いだろう。



私のことを交通弱者と呼ぶつもりはもちろんないが、

以前に比較すれば随分と移動の容易さは減っている。



そんな変化を体験してみると、

昨朝のご婦人の苦労は、より身に染みる。



さらに生活のやり繰りが苦しいとなれば、

それはより深刻なものとなる。







今日から少しの間、ヨーロッパを訪問する。



そのため日記の発信時刻や回数が不定期となる。



ご了承頂きたい。



さあ今日も、しっかりと前進します。


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        2014・10・7

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