10月8日 その2603『逢坂誠二の徒然日記』(4298)

掲載日:2014.10.08



LED関連で、日本人三人がノーベル物理学賞を受けた。



LEDは、数多くの点で、

今の私たちの社会に大きな貢献をしている。



凄い業績を残している三人が

この賞に輝き、実に嬉しく思う。







1)集団的自衛権と特定秘密

安倍政権が、完全に本性をむき出しにした感がある。



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12月10日、天下の悪法である特定秘密保護法が施行される。



この法律は、

昨年、実に短い期間で強行的に審議させられ、

強行的に成立させられたものだ。



アメリカのシンクタンク「オープン・ソサエティー」は、

21世紀の最悪の法律と評している。



この法律によって、とても重要なことが

国民に伝えられなくなると懸念していたが、

案の定、それが具体化し始めるのだ。



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安倍総理が、6日の衆院予算委員会で、

集団的自衛権を行使する必要があると判断した情報が

特定秘密保護法の特定秘密に指定された場合、

国民に非公開になるとの認識を示した。



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すなわちどんな根拠に基づいて、

武力行使をしたのかを

国民に説明しない可能性があるということだ。



こんなことがあって良いのか。



天を仰ぐような、嘆かわしい悲しい気持ちだ。



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そもそも集団的自衛権は、

現行憲法上、認められないと言い続けてきたものだ。



それが、急に認められると内閣が言いはじめ、

その正統性さえも怪しい。



その上に、さらにその判断の根拠を秘密にできるとあっては、

国民主権が完全に形骸化するばかりか、

文民統制は有名無実化しかねない。



国民に説明しないということは、国会でも議論のしようがない。



特定秘密保護法に該当すれば、

内閣の判断でいか様にでも扱うことができとすれば、

それは独裁…、そうはならないのだろうか。



しかも特定秘密にするかしないは、

内閣の判断による部分が大きい。



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安倍総理は、

世の中は自分を中心に回っていると勘違いしているようだ。



安倍総理のように国家を前面に押し出して物事を考えると、

それは一見正しいように見えるが、それでは国民は幸せにはならない。



それは多くの国々で歴史が証明している。



国民一人一人を基本にしつつ、

どれほど豊かな共同の社会をつくることができるのか、

そのために汗を流すのがリーダーの役割だ。



国家を前面に押し出して、国民主権を蔑ろにするのは、

リーダーの役割ではない。



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ところで、特定秘密保護法を巡っては、

今の時期になって与党自民党内で

足並みの乱れがでている。



特定秘密保護法の運用基準を巡って、

異論が噴出しているのだ。



異論は、

国民の「知る権利」を侵害する恐れや、

政府の意のままに秘密が指定される懸念など、

制度の根幹にかかわる内容ばかりだという。



昨年の法案審議に際には、

成立を急ぐあまり、自民党内でもキチンと議論せず、

強引な審議を行ったツケが、今、出ているのだろう



こんな法律は、廃案にすべきだ。







2)新幹線の防音壁

北海道新幹線の開業まで、1年半を切った。



北海道側の線路や駅舎の工事も着々と進み、

もう少しすれば試験運転も始まる。



私自身も待ち遠しく、ワクワク感で一杯だ。



しかし、ちょっと気になっていることがある。



防音壁の高さだ。



東海道などに比較すれば、

北海道新幹線の防音壁が高い印象を受けるのだ。



あんなに高ければ、

せっかく北海道新幹線が乗り入れても、

北海道の風景が見えないのではないかと案じている。



北海道に入った途端に見えるのは、

空ばかりということにならないことを祈っている。



もちろんこれは私の杞憂であることを信じたい。







特定秘密保護法施行を目前にして、

山崎豊子さんの『運命の人』を読んでいる。



沖縄返還の密約にかかる西山事件がモデルの小説だ。



国民の知る権利と国家の秘密について考えを巡らしたい。







昨夜遅く、パリに入った。



厳しい日程の中での移動で、

少し頭がボーっとしている。



さあ今日も、しっかりと前進します。


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        2014・10・8

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