10月18日 その2613『逢坂誠二の徒然日記』(4308)

掲載日:2014.10.17



昨日、フランスから陸路、ミュンヘンに入った。



ポルトガル、フランスとさらにドイツと、

大きな荷物を抱えての移動で、

そろそろ疲労感が漂っている。



ちょっと動きを落とさねばと思いつつ、

ドイツは昨年二度、

この二十数年間に数度訪問していることもあり、

ちょっと大げさに言えば、

アットホーム感に包まれている。



今、ミュンヘンは朝の4時過ぎ。



日の出は、7時35分だ。



パリよりも日の出は、45分程度早いが、

緯度は北緯38.8度と、

パリとほとんど変わらない。







1)リニア

国土交通大臣が、

リニア中央新幹線の着工を認可した。



プチ鉄の私とすれば、

喜ばしいことに思うべきなのだが、

今回は、どうもしっくり来ない。



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リニア中央新幹線は、JR東海が、

2027年に東京・品川―名古屋の開業を目指すものだ。



大阪までの全線開業は45年の予定。



東京―大阪間は、1時間余りで結ばれる。



総工費は、9兆円あまり。



名古屋までの工費は5兆5235億円。



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懸念は、いくつかあるが、一つは環境への影響だ。



この点は、多くの場面で指摘されているが、

その懸念が払しょくされないまま見切り発車した格好だ。



二つ目は、

JR各社の財務体質の差だ。



今回の工事費は、JR東海が負担するという。



10兆円近くになる総工事費を、

自前で負担できる富裕な会社がある一方で、

現存線路の保守にすら苦慮する会社がある。



こんな現状を放置してよいのだろうか。



こうした激しぎる格差問題を

どうすべきかの議論が少なすぎる。



三つ目は、

リニア新幹線の整備によって、

東京・名古屋・大阪圏のみに富が集中するなど、

JR各社という会社の問題を超えて、

国土全体が極めてアンバランスになるのではないか

との懸念だ。



現政権は政策面で、

地方の独自性などを題目として掲げているが、

リニア新幹線の整備で、

地方の衰退が一気に進むなどの心配はないのだろうか。



リニア新幹線が開通した後の、

国土全体の絵姿に対する見通しが少なすぎる。



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夢の夢のまた夢とも言える、

超々特急が完成することは、

鉄道好きなものとして単純に嬉しいことだが、

その結果、社会がどう変質するのか、

その見通しが必ずしも明らかではない中での着工に、

政治の無責任さを感じている。







さあ今日も、しっかりと前進します。


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        2014・10・17

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