2月18日 その2786 『逢坂誠二の徒然日記』(4430)

掲載日:2015.02.18



昨日の都内は、時折、雪が舞ったり、

弱い雨が降ったりの天候だった。



今日も雪時々曇の予報だ。



朝の気温は1度。



日中は4度までしか上がらない見込みだ。







1)政治の役割

昨年12月、

原子力規制委員会は、鹿児島県川内原発が、

規制委が提示した再稼働のための安全基準を

クリアしていることを認めた。



その際、同時に田中委員長は、



「基準をクリアしているからと言って安全とは言えない」



と述べている。



これは科学者として実にまっとうな冷静な発言だと思う。



つまり規制委の安全基準をクリアしても、

原発は事故を起こす可能性を否定できないということだ。



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その一方で、安倍総理は13日の施政方針演説で、

次のように述べている。



「原子力規制委員会が新規制基準に適合すると認めた原発は、

その科学的・技術的な判断を尊重し、再稼働を進めます。」



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田中委員長は、必ずしも安全とは言えないとの指摘。



安倍総理は、科学的・技術的な判断を尊重すると言う。



この両者には、溝がある。



この溝をどう埋めるのかが政治に求められる役割だが、

今の政府政権は、この役割を放棄している印象だ。



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仮に日本の原発の幾つかについて、

どうしても再稼働が必要だとしても、

この規制委員会の科学的・技術的な判断に加え、

政治的に乗り越えなければならない課題がある。





当該再稼働を予定する原発を、

最高でも何年稼働させるかを明確にすること

(つまりなし崩し的にいつまでも稼働させないタガ)





規制委の基準をクリアしたとしても

発生する可能性のある事故の想定





その事故を前提とした有効に機能する避難計画の樹立





使用済み核燃料処理の見通し

(再稼働すれば、

 トイレのないマンションと称される原発の

 使用済み核燃料はさらに増加する。

 その処理見通しがないままに再稼働すれば、

 使用済み核燃料問題のさらなる先送りになる。

 これまでの原発稼働は、

 使用済み核燃料問題を棚上げして稼働を続けてきた。

 今次もし再稼働するなら、

 この問題の棚上げは許されないのではないか。)





以上のことが許容できるものであるかどうかも含めた、

関係自治体の同意



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規制委の基準をクリアしたとしても

安全とは言えない原発をどうしても再稼働するなら、

政治の現場でこれらのことに

責任をもって対応しなければならないだろう。



裏返して言えば、

今の安倍総理の原発に対する姿勢は、

政治の役割を放棄しているということだ。







2)ふるさと納税

昨日、ふるさと納税制度の拡充が閣議決定された。



現在、ふるさと納税が随分と持てはやされてる。



夕張市が財政的に苦境に陥った際に、

全国から寄付が集まった。



それを一つのきっかけにして、この制度がスタートした。



そのころは、困っている自治体を応援するなら、

この制度も悪くないかもと、無邪気に感じていた。



ところが昨今、ふるさと納税に伴って、

寄付を受けた自治体が、

寄付者に対して見返り、

お礼の品を贈ることが多くなっている。



私は、この見返りの品を贈ることを

あまり評価する気になれず、

見返り合戦がエスカレートし始めてから、

この制度を冷やかに眺めていた。



昨日、自治労の皆さんや、

研究者の方などとこの問題を議論した。



ふるさと納税制度は、

税制を壊しかねない側面があること。



ふるさとを応援したいという善意が、

ふるさとの価値を棄損しかねないことにもなる可能性もあること。





改めてこの制度には相当に問題が多い。



いずれこの問題を整理したい。







3)NHK

今日の朝の総務部門会議では、

NHKの中期経営計画について、

籾井会長から直接説明を受け質疑を行なう。



公共放送であるNHKのあり方について、

昨今、国民の皆さんの関心が高まっている。



私も地元回りの中で、NHKに関して数多くの意見を聞く。



今日は、経営計画を伺って、

今後のNHKのあり方についてさらに考える場としたい。







今日も、しっかりと前進します。

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        2015・2・18

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