3月9日 その2805 『逢坂誠二の徒然日記』(4449)
掲載日:2015.03.09
夜明け前の函館は、静かな雰囲気だ。
雨も風もないが、夕方には雨になる見込みだ。
今日は、朝の市場回り、
その後、定例の街宣を行って、国会に向かう。
午後には、総務委員会で、
NHKの籾井会長に質問をする予定だ。
1)軍事大国化
先日、自民OB代議士から、
安倍内閣を放置しておくと、
軍事大国化するとの懸念を聞いた。
この方は、いわゆる国防族であり、
現職時代は、
防衛に関し積極的な考えを表明していた方だ。
ところがその方から見ても、
安倍内閣は異常だというのだ。
逆に防衛に詳しいからこそ、そう思うのだろうと思う。
安倍政権の軍事偏重は異常ともいえる様相を呈している。
国家安全保障会議、特定秘密保護法、武器等の輸出、
集団的自衛権行使容認、軍の民生事業に対する国際支援開始、
そして文官統制の廃止。
細かく調べると、安倍政権が、
軍事面で取り組んでいることはもっと多いだろう。
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今回、文官統制を廃止する法案が、
閣議で決められた
文官統制は、文民統制を構成する一部だ。
しかしこれを廃止することで、
防衛省内の統制機能が弱まれば、
制服組の暴走に対する抑止力が低下する。
さらに政治家の意向で意図的に
自衛隊を運用できる恐れも生ずるのは明らかだ。
文官統制廃止の中で、自衛隊OBが衛大臣に就任すれば、
制服組の優位は一層強まるだろう。
安倍政権は、後戻りのできない道を歩んでいるが、
国民の皆さんには、この恐ろしさが伝わっていない。
今日は函館と東京で、
いつも以上に密度の濃い一日だ。
今日も、しっかりと前進します。
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2015・3・9
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