4月4日 その2831 『逢坂誠二の徒然日記』(4475)

掲載日:2015.04.04



昨日は、道議選の告示日。



渡島の笹田候補、

桧山の福原候補の応援に入った。



渡島選挙区は定数2名に対し、二人の立候補。



笹田道議の2期目の当選が決まった。



笹田さんは、この4年間、

身を粉にして仕事に打ち込んで頂いたが、

2期目も全力で地域課題に

立ち向かって頂きたいと思う。



応援後、夕方からの都内用務のため、

いったん議員会館に戻り、

今朝の便で再度、帰函し、

桧山で福原道議の応援に入る。



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昨夕、びっくりするニュースが飛び込んできた。



青函トンネル走行中の特急から煙が出て、

乗客が歩いて避難しているという。



背筋が凍るような情報だったが、

最終的には全員無事だった。



ホッと安堵しているが、

原因究明、さらに避難対応など、

徹底した検証が必要だ。



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夜明け前の東京の気温は高い。



10度を超えているだろう。



今日の天気は曇り、日中は15度程度になる。



一方、桧山は12度程度になる。







1)自民党の原発回帰

自民党の原発回帰が明確なものとなった。



2日の自民党のエネルギー関係調査会で、

2030年の原子力などベースロード電源の比率を、

福島第1原発事故前の

60%程度まで引き上げる提言を大筋了承した。



提言は、安倍政権の経済政策を進めるために

「電力コストを震災前に回復させることを目指し、

可能な限り現在の水準より低下させる」ことを求め、

そのために運転コストの安いといわれる

ベースロード電源比率を「6割程度を確保すること」とした。



提言は原発比率には触れてないが、経産省の試算によれば、

30年にベースロード電源を6割確保するには

原発比率を20%超にする必要がある。



これは何を意味するのか。



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運転開始から40年を過ぎた原発をすべて廃炉にすると、

30年時点で原発比率が約15%に下がる。



つまり2030年時点で

原発比率20%以上を確保するためには、

運転年限の延長や建て替え、

新増設の可能性もあるということだ。



福島第1原発事故の原因はまだ未解明、

その対策も十分ではない現状の中で、

足元の経済成長を理由にした原発回帰は、

国民の命や安心を犠牲にした対応だ。



自民党は選挙で話していた雰囲気と

随分と違う方向へと走り出している。







2)閣議決定2本

昨日、農協法改悪法案、残業代ゼロ法案、

この二本が閣議決定された。



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農協法などの改悪は、

JA全中を一般社団法人に転換することや、

地域農協への監査権限をなくすのが柱だ。



地域農協の経営の自由度を高めることで、

農業再生につなげる狙いといわれるが、

協同組合の精神が失われる可能性が高い。



もちろん今回の改正を喜ぶ方々もいると思う。



協同組合の大きな目的の一つが、

個々の組合員を尊重しながら

資本主義の矛盾を克服することだ。



その観点からすれば、

組合の様々なルールに捕らわれずに、

自由に経済活動を行いたい方々にすれば、

農協は煩わしい存在になるのだろう。



しかし資本主義には、

弱肉強食的な競争の原理が本来備わっている。



今回の改悪によって、

協同組合の矛盾に立ち向かうという

意味合いが薄れることになる。



その結果、今よりも敗者、勝者が明らかになるのだろう。



強い農家もあれば、基盤の弱い農家もあるが、

それらの淘汰が進む方向への大きな転換だ。



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残業代ゼロ法案も閣議決定された。



政府は、この法案も今国会での成立を目指し、

2016年4月の施行を予定している。





年収が「平均給与額の三倍を相当程度上回る」高度専門職が対象





具体的な年収要件は、省令で1,075万円以上と定める





労働時間、休日、深夜の割増賃金などの規定を適用除外





年104日以上の休日確保などの健康に配慮する義務





労使で残業も含めた「みなし労働時間」を

事前に定め賃金を決める裁量労働制は、対象を拡大し、

顧客企業に提案も行う営業職などを追加





出退勤時間を労働者が決められるフレックスタイム制は、

労働時間のやりくりができる期間を

1カ月から3カ月単位に延ばす





長時間労働の抑制策は、

年5日の有給休暇を取得させることを企業に義務付け





大企業に適用されている

月60時間を超える時間外労働に対する50%の割増賃金を、

19年4月から中小企業にも広げる



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こんな内容だが、

労働環境が過酷になる方々も多い。



安倍政権は、

資本の論理、強者の論理に基づく、

制度改正を行っているが、

セーフティーネットに関する議論は少ない。







3)日本と原発 その24

映画『日本と原発』(河合弘之監督)から。



24回にわたるこの映画からの引用も今日で最後だ。



『日本と原発』には、

日本の原発の問題点が分かりやすくまとめられている。



2時間をこえる作品だが、

その時間の長さを感じさせない内容だ。



ぜひ多くの皆さんにこの映画を見て頂きたい。



映画『日本と原発』の公式サイトは以下。



http://www.nihontogenpatsu.com/



上映会の開催も、高額ではない。



この映画の最後は、次の言葉で締めくくられる。



==以下、引用==



原発事故は国民生活を根底から覆す。



経済も文化も芸術も教育も司法も福祉も

つましい生活もぜいたくな暮らしも何もかもすべてだ。



したがって、原発の危険性に目をつぶっての

すべての営みは、砂上の楼閣と言えるし、無責任とも言える。



そのことに国民は気が付いてしまった。



問題は、そこでどういう行動をとるかだと思う。   



河合弘之



==以上、引用終了==



一人一人が、

できることに確実に取り組むことが大切だ。



手をこまねいていては、

権力や大きなお金の流れに

押しつぶされるばかりだ。







今日は皆既月食だ。



夜9時前後は、

函館に戻っていると思うが、曇の予報だ。



月を眺めることができるだろうか。



今日も、しっかりと前進します。

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       2015・4・4

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