5月15日 その2872 『逢坂誠二の徒然日記』(4516)
掲載日:2015.05.15
憂鬱な朝だ。
昨夕、安倍内閣の手によって、
安全保障法制が閣議決定された。
戦後日本の大きな柱となった
平和主義、立憲主義、国民主権…、
これらがガラガラと音を立てて崩れ始めている。
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2013年
12月
国家安全保障会議発足
特定秘密保護法成立
2014年
4月
武器輸出の解禁
7月
集団的自衛権行使容認閣議決定
2015年
2月
他国軍への非軍事の政府援助認める
4月
日米防衛協力のガイドライン改定
5月
安全保障法制閣議決定
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安倍内閣が発足してから、
こんなことが矢継ぎ早に行われている。
戦後日本の平和主義が180度転換する。
この平和主義の転換という
政策変更が仮に必要なものであったとしても、
今回の手続きは完全に間違っている。
現行憲法ではできないとされていることを
内閣の手によって強行することは許されない。
今回の閣議決定は、
日本国憲法に対する下剋上だ。
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1972年の沖縄返還から43年目の朝、
日本がこんな状態になるとは
思いもよらない現実だ。
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2015・5・15
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