7月14日 その2932 『逢坂誠二の徒然日記』(4576)

掲載日:2015.07.14



昨日、札幌から都内入りした。



札幌も暑かったが、

やはり都内の暑さの比ではない。



気温は似たような感じでも、

湿度も違うし、夕方もずっと暑さが続く。



====



夜明け前の今朝も、気温が高い。



どうも昨夜は熱帯夜だったようだ。



予想最高気温は34度とのこと。



うんざりする暑さが続くが、

水分補給に注意しつつ過ごさねば。







1)安保法制

安保法制について、

与党は採決の時期だと主張している。



明日にも強行的に採決される可能性が高まっている。



====



昨日の衆院では、中央公聴会が開かれた。



野党推薦の専門家は、法案に否定的な見解を表明した。





集団的自衛権行使の規定が、

歯止めのない行使につながりかねない





学界には、政府の閣議決定に

合理性・正当性がないという点で

幅広い一致が見られることを重視してほしい





集団的自衛権の行使は、

日本への攻撃の着手がない段階で

武力行使を根拠付けるもので、明白に違憲





こうした見解で法律家の大半が一致しており、

裁判所も同様の見解をとる可能性は高い





行使を容認するなら憲法改正が不可欠





集団的自衛権の行使容認は、

専守防衛を逸脱し、憲法違反





行使の判断を総合的に決めるとの説明は、

明確な定義がなく、

武力行使を制約する縛りにはならない



====



この野党の専門家の指摘は、当然のことにように感ずる。



一方、与党の推薦者は賛意を示しているが、

それは政策上の観点からの説明であり、

今回の法案が憲法に合致しているかどうかについて、

あまり明確な言及がない。





安保法案は、

各国の善意と犠牲で国民の生命、財産を守ってもらい、

『それでよし』としてきた日本のあり方を転換する

歴史的な分岐点だ





憲法の精神を守るのは言うまでもないことだが、

これは安全保障の問題でもある。

安保の学会では多くの専門家が肯定的回答をするのではないか



====



つまり賛同者は、この政策が必要だと主張するが、

大きな論点である合憲性については、不明確なのだ。



大半の憲法学者が、

集団的自衛権は憲法に反すると主張している。



仮に集団的自衛権の行使が必要なものあるにしても、

憲法改正を行わずにその行使を法に定めることは、

立憲主義に反する。



なぜこんな明確な主張が、

安倍総理をはじめとする

政府、与党の皆さんには理解できないのか、

まったく信じられない状況だ。



こんな状態で、強行採決をすれば、

日本の立憲主義が大きく毀損されることになる。







2)資本主義

株価が洋の東西を問わず、社会の大きな関心事だ。



日本では株価を維持することが、

内閣の支持率に直結するとも言われる



こうした中、日本も含め各国の株式市場の動きが

不安定になっている。



====



中国政府は6月下旬以降、

株価の下落を止めるために、

なりふり構わない対策を打ち出している。





中央銀行による利下げや流動性の供給





IPO(株式の新規公開)の制限





証券会社などによる株式買い入れ



そして、ついに株式の売買の停止が始まった。



株安を恐れて取引を停止する。



株高局面ではいったん売り、

株価が下げると自社株買いなどで再び買う。



こんなことをすれば株式市場の信用は

一気に失われるだろう。



経済規模第二位の中国のこの対応は、

資本主義の名に値するものではない。



もちろん日本も公的な資金で

株価を支え続けているという意味では、

同罪ともいえる。



日本も中国も、株価維持が目的になって

真の資本主義とかけ離れた状態になっている。



これは儲けに目が眩んだ問題の先送りであり、

この状態が維持できなくなったときに、

大きな混乱が待ち受けている。



何ともやりきれない気持ちだ。







経済も財政も、そして安保法制も

厳しいことが多いが、

立ち位置を見失ってはならない。



さあ、今日もしっかりと前進します。

============

      2015・7・14

============


マグマグの送信登録・解除はこちらです。

http://www.ohsaka.jp/magazin/









コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください